スウェーデン遠征のあれこれ (1) 準備編
8/22 から 8/27 まで、スウェーデンに行ってきました。「JAS39 グリペンを生で見てみたい」の一念で。しかしそれだけでは費用対効果がよろしくないので、Linköping の空軍博物館や Karlskrona の海軍博物館にも行ってみました。
アメリカなら何回も行っていて「勝手がだいたい分かっている」し、オーストラリアでも、そんなに悩むことはありませんでした。ところが、初訪問のスウェーデンでは、事前の準備・下調べにけっこうな手間と時間をかけました。
また、ググってみてもあまり役に立つ情報が出てこないんですよ。少なくとも日本語の場合。ストックホルムみたいなメジャーな場所ならともかく、南部の Brekinge 県がメインとなると、行く人がいやしない (←
でも、自分が実際に行ってみて、多少なりともノウハウを得られたということは、後で誰かの参考になる可能性があるということかも。それに、「みんなでグリペン観に行こうぜー」と煽る役にも立ちますし (ぇ
着替えや洗面道具の類は国に依存するものでもないので、省略。問題は各種支払の方法。
これはあちこちでさんざ書かれていることですが、本当に「スウェーデンはキャッシュレス社会」でありまして、少額でもお構いなしにクレジットカードを使うのが普通。むしろ現金を出そうとすると嫌な顔をされたり、リジェクトされたりするぐらい。
なので VISA か Mastercard が必須ということになるのですが、注意点がふたつ。
まず、カードを読み取り機に突っ込んで PIN (暗証番号) を入力する方式なので、IC チップ入りのカードが必須です。カードを使ってサインを求められた場面は皆無でした。
あと、Mastercard はわかんないですが、VISA の場合、VISA 認証サービスの設定をしておく必要があります。これがないと決済できない場面がいくつかありました。列車やバスのチケットをオンラインで、あるいはアプリで買う場面がそれ。なお、駅の券売機は PIN だけで済みました。
これは安全性を考えてのことだろうと思いますが。あらゆる場面で VISA 認証サービスが要求されるわけじゃないものの、要るときは要るので、やっぱり設定しておかないと。
キャッシュの出番はホントになくて。なにしろ、エアショー会場でハンバーガーを売ってる屋台ですらカード決済ができるぐらい。たぶん、現金じゃないとどうにもならないのは、有料トイレのチップぐらいじゃないかと。だから 100SEK も用意しておけば十分かも。
これはすでにあちこちで書かれていることですが、外貨両替屋のレートよりもクレジットカード会社のレートの方が良くて、それもクレジットカードの方が有利になる理由。自分の場合、8/22 に成田空港の三菱東京 (ry で両替したら 1SEK = 13.37JPY。ところがカードの明細を見ると、1SEK = 11.370JPY。この差はでかい。
あと、言葉の問題。私、スウェーデン語はちんぷんかんぷんですけど、スウェーデンの人はたいてい英語も話せるので、コミュニケーションには何も問題はありませんでした。問題があるのはこっちの英会話力だけ (爆)
Comments
Twitterでも書きましたが、20年あるとはいえ、屋台にまでクレジット決済が導入されるんだから時代は変わったものです。
聞いた話では、スマホに取り付けられるカードリーダーが、普及のカギだったとか。
ちなみに、iPhoneは、接続規格がひっくり返るので、その点では嫌われているそうです。
メアドをgmailにしていたら、書き込めなかったw。
Posted by: いーの | Aug 28, 2019 01:42 PM
>gmail
あっすみません。以前に spam 投稿が続発した関係で NG ワード指定してました。いま解除して、代わりに海外 IP 規制を導入したのですが、これで自分が海外遠征中に何も書けなくなっちゃいますw
Posted by: 井上孝司 | Aug 28, 2019 11:03 PM
> それに、「みんなでグリペン観に行こうぜー」と煽る役にも立ちますし (ぇ
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ぱっ、パスポートが切れているので簡単に出国できないからね!(マテ)
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Aug 28, 2019 11:11 PM