スウェーデン遠征のあれこれ (4) バスとタクシーの乗り方
下の写真は、Linköping で空軍博物館から駅に戻る際に利用した、Östgötatrafiken のカード。
ただ、これを売っている場所を探すのがよそ者には辛いところ。駅にあるバス会社の待合所では、当然ながら売っていたようですが。
実は空軍博物館の受付カウンターでも売っていて… で。まず、タクシーを呼んでくれるよう頼んで、電話をかけ始めたところでバス会社の表示があるのに気付き、「あ、ごめんごめん、こっちにする !」と面倒なお客を地で行っちゃいました。
ごめん。でもわざとじゃない (´・ω・`)
事情を説明すると。往路はバスの時間までに間があったので、「時間を無駄にしたくない」という理由と「いろいろやってみよう」という理由でタクシーにしたのです。だからバス利用の可能性があったのは帰りだけで。
運賃制度は日本と違って、ゾーン制。同一ゾーンなら定額、ゾーン間をまたぐときは、またぐゾーンの数に応じて課金されるという仕掛け。空軍博物館から駅までだと同一ゾーンで 26SEK。Ronneby の空軍基地近くから駅まででも、やはり同一ゾーンで 23SEK。
Ronneby の空軍基地がある Brekinge 県では、Blekingetrafiken という会社がバスを走らせてますが、ここは iPhone や Android スマートフォンで使える専用アプリを出してました。
事前にこれをダウンロードしてクレジットカードを登録しておけば、画面上で発地と着地を指定するだけで「これから乗れるバスの一覧」が出て、それを選択して支払をする仕組み。チケットは QR コードの形で画面に出るので、それを乗車時にリーダーに読み取らせるだけで OK。
このアプリがよくできてるのは、発地をバス停の名前で指定するだけでなく、GPS で把握した現在位置を基にして最寄りのバス停を割り出してくれるところ。よそ者には、すんごくありがたい仕組みでした。まあ、降りる場所は名前を知っていないと行けないのですが。
これと SJ アプリのことがあって、Android スマートフォンへの切替を前倒しししたのです、実は。
(ここまで書いたところで、実は Östgötatrafiken でも専用アプリを出していたことに気付いた orz)
結論としては、電車とバスに乗るなら当該地域の事業者の Web サイトにアクセスして、専用アプリをスマホにインスコしておくのがいちばん楽。
ついでにタクシーの話も。目的地をいって乗せてもらうのは日本と同じですが、後席じゃなくて助手席に乗れといわれたのが違ってました。カード払いができるのはスウェーデンでは当たり前で、降車時に、ワイヤレスのカード読み取り端末機を渡されます。そこにクレジットカードを突っ込んで、画面の指示に従って PIN を入力すれば OK。
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