スウェーデン遠征のあれこれ (6) 細々した話をいろいろ
どこに行くにも、事前の情報収集を可能な限りやり、シナリオを事前に書いておくことでリスクを低減するのが私の海外遠征です。
何もスウェーデンに限ったことではありませんが、昔と比べたら桁違いに、情報収集は楽になったと思います。列車の乗り方でもバスの乗り方でも、とりあえず Web サイトをあたることはできるから。それに、地図や現地の写真まで、自宅に居ながらにして見られますからね。
ただ、スウェーデンで面食らったのは、言語別にページを用意する代わりに、「スウェーデン語以外は Google 翻訳でよろしく」というパターンが結構あったこと。いきなり日本語に翻訳させるとメチャクチャになることがあるけれど、英語に翻訳させれば、そんなひどいことにはなりません。んが。
スマホだと、翻訳対象言語を指定するところで対象言語のリストが画面からはみ出してしまい、「英語」を選択できない場面があったのはなあ… PC の方がやりやすいですね。
昨年の二度の渡米では、どちらもレンタカーで走り回ったので、「ガソリンの入れ方」と「ナビゲーション」以外の悩みは大してありませんでした。しかし今回のスウェーデン行きでは、電車とバスとタクシーを使うことにして、しかもできるだけバリエーションを増やそうと試みたのが従来との違い。
だから、ローカル列車も都市間列車も乗ったし、SJ2000 は行きと帰りで二度乗ったから「往路は 2 等、復路は 1 等」と使い分けてみたし。SJ2000 の 1 等に乗ると、コーヒーとおやつのサービスがついてきますが、Alvesta-Linköping 間の 1 時間半ぐらいしか乗らなかったので、ちょっと慌ただしかったかな。
ホテルの朝食で面白いなあと思ったのは、パンとチーズとハムの種類がやたらと豊富で、「好きなのを選んでサンドイッチを作る」というスタイルになっていたこと。パンを切るためのナイフがあるのは当然ですが、切りくずを受けるための穴が空いたスペースが最初から用意してあるなんて、初めて見た。
「なにをいまさら」系の話としては - 北欧女子でけぇ (そこか)。HEL-CPH 間で乗ったフィンエアーの CA さんが、みんな自分より大柄で、まずそこで圧倒されたというね。もちろん親切でフレンドリーなんだけど、腕相撲したら絶対負ける (´・ω・`)
=====
実際に行ってみて思ったのは。公共交通機関は充実しているし、英語は通じるし、親切な人が多かったし、スウェーデンってソロで遠征するには向いているんじゃないかなあということ。
ただしエアショー見物という観点からすると、ボリュームやバラエティの面では明らかに「もっと上」のイベントが他国にいろいろあるので、それだけだと辛いかなと。なんとしてもサーブの戦闘機を見たいとか、併せて列車の旅も楽しみたいとかいうことだったら、本気でお薦めするので行ってみて。
Comments