2019 年 10 月のお仕事・その 5
続きましては「世界の艦船」。世界のイージス艦に関する特集で、スペインとノルウェーとオーストラリアの艦 (要するにナヴァンティア系のフネ) に関する解説を書きました。
困ったことに。これを脱稿した後で豪海軍の HMAS Hobart が横須賀にやってきたのでディテール写真を撮りまくってきたのですが、それを見ると、どうも電子光学センサーが、巷間伝えられていたものと違うみたいなんですよね。Sagem Défense Sécurité の VAMPIR じゃなくて、Ultra Electronics の EOGCS っぽいやつが、上部構造の前後にひとつずつ。あれえ ?
それと、「カールスクローナ紀行」。といっても実際には、コックムス訪問記でありますが。記事中に写真はありませんが、造りかけの潜水艦の船殼を目の当たりにする機会が来るなんて想像だにしていなかったので、長生きはしてみるものだなあと思いました。
ちなみにこのコックムス訪問、あれこれ事情があって単独訪問でありまして。一人で海外のメーカーさんにお邪魔したのは初めてのことで、最初はけっこう緊張したのですが、蓋を開けてみたら、意外とちゃんと乗り切れた感はあります。(後で聞いたら、先方では「欧州の報道関係者と比較するとミスター井上はジェントルマンだ」なんて話してたのだそうで…)
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