ノイズキャンセリングヘッドホンを導入

ことに海外遠征のときに問題になるのが「寝不足」。

もともと、自宅以外のところだと熟睡できない傾向があるのですが、海外だと、さらに時差の問題も加わりますし (その点、オーストラリアは比較的楽だった)。せめて機内ではちゃんと寝たいと思うわけですが、エンジンの騒音がねえ…　先日の JL414 (HEL-NRT) なんか、ビジネスクラスにアップグレードしてフルフラットの寝床を用意したのに、やっぱり寝不足になったし。ああもったいない。

ということもあって。多少なりとも効果はないかと考えて、ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン WH-H900N を買ってみました。色は何を血迷ったのかペールゴールド。前にピンクゴールドの腕時計 (←) を買って「想定以上にピンクゴールドだ…」となってしまったのに、ぜんぜん反省してない。

充電式で、カタログ値では 28 時間の使用が可能。Bluetooth 接続が基本ですが、電源を入れずに有線接続で使うこともできるそうです。ただ、それだとノイズキャンセリングが機能しない、ただのヘッドホンになっちゃいます。電源を入れて有線で使えば、ノイズキャンセリングは機能します。

ただ、ヘッドホンだけあっても意味がなくて、そこで使用する音源も要ります。飛行機なら座席のジャックにケーブルをつなげばいいのでしょうけれど、それ以外の場面も想定して、手持ちの音楽データをワッとスマホにコピーしたのでした。ただし、大半が MP3 ではなく WAV だったので、WAV に対応したプレーヤーを探さないといけませんでしたが。

飛行機で使うために買ったのだから、とりあえず飛行機に乗って試してみたい…　のは山々でしたが、折悪しくも仕事がいろいろスタックしてしまい、なかなかそういうわけにもいかず。それで自宅で使用してみたところ、外の騒音はいうまでもなく、キーボードの音をきれいに消してくれるのは面白いなぁと思いましたね。

あと、地下鉄で試してみたら。トンネルの壁に反響する騒音は激減しましたが、転動音はそれなりに聞こえました。車内放送も一応は聞こえます。ただ、電車を降りて駅構内を歩いているときに強い風が吹き付けてくると、風切り音が盛大に響くのは気になりましたね。

そして 10 月に入ってから、ようやく飛行機で試すことができましたが、基本的に消せるのは低音域の音。さすがに無音とはいきません。でも、飛行機のエンジン音は低周波の音が響く上に耳に残るから、それを消してくれれば楽になりそう。その傾向は、261 系 DC で試したときも同じでした。

気になったのは、しばらく装着していると、メガネが少し前方にずれてくること。どちらも耳に関わるデバイスなので、どこかで物理的に干渉している模様。これはちょっと困る。

あと、音源抜きでヘッドホンだけ作動させてると、節電のために自動的に電源を切っちゃうことがあったので、何か対策を考えないと。