なんとなく JGC (2)
「なんとなく JGC (1)」の続きです。
実際問題、「上級国民 上級会員になって、なんかいいことあるわけ ?」という疑問はもっともなことだと思うので、ちょっと整理してみようかと思いました。具体的な、ステイタスごとのサービス一覧についてはこちらを御覧いただくとして、自分がクリスタルに昇格したことで実感したベネフィットをまとめてみました。
優先搭乗と前方座席指定 (国際線のみ) :
後者は早い話が、エコノミーで非常口席を指定できるようになるという話です。実際、今年の JAL 国際線搭乗 6 回のうち 5 回が 787 の非常口席 (席番までいつも同じ 45K)。なお、残る 1 回はアップグレード特典を使ったビジネスクラスです。3 年前にフォートワースに行ったときのマイルが 9 月で期限切れになるので、使っちゃえと。
優先搭乗の方は最近になって見直しがかかり、クリスタルの搭乗順がひとつ下げられました。それでも、通常より早く乗れることに変わりはないから。一般搭乗よりは混まないから余裕があるし、荷物収納なんかの争奪戦が楽になるのは確か。キャリーオン バゲージ派としては、けっこう大事な要素。
ビジネスクラス チェックイン カウンター (国際線のみ) :
これは、いつも荷物を全部キャリーオンするので、あまり出番がなかったのが実情。先日のネリス行きでは同行者が荷物を預けたので、つるんでビジネスクラスのカウンターに行きましたけど。クリスタルでも、本人に加えて同行者 1 名まで利用可なので、こういうことができます。
これは単なる個人的こだわりですが、自動チェックイン機から出てくる搭乗券はペラッペラで、どうも "重み" がないので、わざと有人カウンターでチェックインするのもアリかと (←
専用予約デスク :
通常よりも電話がつながりやすいのは、おそらく間違いないところ。ネリス行きのフライトで事前に二度もスケジュール変更がかかり、予約デスクと電話でやりとりしたことはあったものの、つながりやすさについては不明。台風で欠航だらけになったときと違い、混んで大変という場面ではなかったので。
優先キャンセル待ち :
これには「空港での優先キャンセル待ち」と「予約時の優先キャンセル待ち」があります。たとえば、空港で当日アップグレードを申し込んだときのキャンセル待ちで、上級会員は優遇されます。といっても、さらに優先度が高いダイヤモンド/プレミアが上にいるので、実効性には疑問符が付きますが。
スウェーデン遠征の復路、HEL-NRT の JL414 でアップグレード特典の申し込みをかけたとき、タッチの差でアップグレード枠が満タンになってしまったのです。でも、「どーせ 3 ヶ月もあればキャンセルのひとつぐらい出るだろう」と踏んで、キャンセル待ちを設定しました。狙いが当たってアップグレードに成功しましたが、こちらは「予約時の優先キャンセル待ち」が効いてたかも ?
(追記 : 確認してみたら「優先キャンセル待ちの対象」って書いてあった)
マイルバックキャンペーン :
その NRT-HEL 線は対象外でしたが、路線によっては、アップグレード特典のマイル割り戻しキャンペーンがかかることがあります。これもまた FLY ON ステイタス会員限定のベネフィット。
マイルアップボーナス :
クリスタルの場合、+55%。今年は FLY ON ポイントの獲得を優先したので、さほど意識していませんでしたが、地味に効いてきそう。マイルの貯まり方が早くなれば、アップグレード特典も利用しやすくなるかなと。ただし JL グループ以外だと、AA、BA、IB だけが対象。個人的には、AY が対象に加わるとありがたいんだけどなー。
ラウンジクーポン :
本来、クリスタルのサービスには入っていないのですが、羽田限定でサクララウンジを使えるラウンジクーポン 10 回分というキャンペーンがありました。ただ、そんな早くに空港に行かないとか、出発時刻が早くてラウンジで過ごす時間がないとかいう理由で、使う機会がなくて 10 月まで塩漬けにしてたというね (´・ω・`)
\いつもありがとうございます/ :
国内線限定の話ですが、搭乗ゲートの自動改札を通ったときにチャイムが鳴りますね。あれの音が、クリスタル以上になると変わります。メリットでも何でもないけど、内心でドヤ顔ができます (← ただ、ゲートのスタッフからの挨拶が「\いつもありがとうございます/」になるかどうかは場合によりけりというか、いわれずに終わったことも何度かありました。どーでもいいですが。
あと、国際線だと搭乗時に CA さんが自席までわざわざ挨拶に来てくれます。「ただでさえ忙しいところだろうに、大変だなぁ」と思いつつも、ありがたくお受けしています。
これが JGC になると、目立つところとしてはラウンジ利用とか、JGC エントランス or ファストセキュリティレーンの利用とかいう話が加わります。後者は特に、混んでる国内線で役に立ちそう。前者が効くのは、主として国際線ですかね。実際、SIN や MEL で搭乗までの時間が有り余って暇を持て余したことがありますし。
この辺はまた、実際に経験してみてから書いてみようかと。「なになに、井上さん JGC になるんだ。それなら国際線でどこか行きましょう」という声かけもあることだし。
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