「行ってし魔王」の荷物 (2)
「『行ってし魔王』の荷物 (1)」の続きで、海外遠征向けの内容について。
海外出動待機用のトランク
ブツはサムソナイト のスピントランク スピナー 55。機内持ち込み可能サイズなので、可能な限りキャリーオン (レンズが入っているときは、必ずキャリーオン)。預けた場合、ヴァイオレットなんていう風変わりな色のトランクを使っている人はまず存在しないので、取り違えのリスクが低いのはメリット。
中身の方は、国内と比べると「現地調達すればよろし」が効きづらいので、より慎重に。
- AC 電源変換アダプタ (全世界対応のキューブ型)
- USB 電源 (4 ポート。足りなければラップトップの USB ポートを援用。遅いけど)
- 百均で買った AC タップ (3 口。USB 電源とラップトップと充電器を併用するのに必須)
- 目覚まし時計 (普段は電池を抜いていて、現地に着いたら電池を入れて時間を合わせる)
- LP-E6N 用の充電器
- 寝間着代わりに使う T シャツと短パン (2024 年から加わったアイテム)
- 下着の替えを 4 セット。これぐらいあれば、短期なら洗濯なしで乗り切れる
- スリッパ (百均で買ってきて適宜使い捨て)
- 歯ブラシと歯磨きのセット
- 洗濯用の洗剤など、お洗濯セット
- 望遠レンズ用のクッションポーチとプチプチ
- カメラ本体などの収容に使うインナーケース
- レジ袋を 5-6 枚程度。汚れ物を突っ込む等の用途で
目覚まし時計の電池を抜いているのは、間違ってアラームが鳴り出したら騒動の原因になりかねないから。
実際に出動する際には、X-500 から洗面道具などがごそっと横滑りしてくる仕組み。まとめてひとつの巾着に入れてあるので、それを移すだけ。
下着の替え以外の衣料品は、行先に応じて様態が違ってくるので常備が難しいところ。寝間着代わりに使う T シャツと短パンぐらいは、常備してもいいかもしれないけど。
AC タップは当初、ケーブルのない 3 口のやつを使っていたのですが、ときどき電源コンセントの位置がやたら高いことがあるんですよね。たぶん、子供の安全上とかいう理由で。するとハンドリングがやりづらいので、ケーブル付きに変えました。
海外に行くときだけ持っていくもの
- パスポート (当たり前。ときどき国内でも必要)
- e-チケット控えや予約確認書のプリントアウト (念のために)
- 海外用のスマホとして iPhone 6s A101FC (対応バンドの関係)
- USB Type-A - Lightning ケーブル (データ通信対応または充電専用)
- レンタルするモバイル ルータ または 現地 SIM または ローミング eSIM
- ノイズキャンセリングヘッドホン (かさばるけど、あるとすごく助かる)
- ヘッドホン用のケーブルと 2 ピン-1 ピン変換アダプタ
- 現地通貨 (最近は持って行かないことも少なくない)
- 国際免許証 (現地で運転する場合)
この辺はレトロスペクティブ 20 かバックストーリー 15 に入れて行きます。
ヘッドホンの変換アダプタは機内用。シグナルを入れ続けないとオートパワーオフしてしまうので、何も聴かなくてもとにかくつなぐ。ANA の 777-300ER ビジネスクラスでは、特殊なプラグ (2 ピンで片方が細い) だったので変換プラグが使えなかったけど、片方だけつなげばパワーは維持できたので結果オーライ。一方、JAL の 787-8 エコノミークラス (SKY WIDER) は普通の 1 ピンだったので、これがいちばん楽。
Lightning ケーブルをトランクに入れておかないのは、機内で引っ張り出すのがめんどくさいから。トランクを預けたら取り出せなくなっちゃうし。
このほか、国内線だと気にならないけど、国際線だと機内が寒くて困ることがあるので、上に着るものが一枚あるといいかも。特に米系エアラインは寒いので。ニットベストなら、かさばらないかな。
以前は現地通貨を何万円分も用意していったものですが、最近だと自分が行くようなところはキャッシュレス化が進んでいるので、そんな多額は要らないかな… と。スウェーデンに 500SEK 持って行ったら七割ぐらい余った、なんてこともあったぐらいだし (これは 2019 年の話。2023 年に行ったときは現金は全く使わなかった)。ただしアメリカの場合、コインランドリーなんかで出番があるので、クォーター (25¢) が数ドル分あると便利。それとチップ用の小額紙幣。
かようにいろいろ持ち歩くわけですが、着るものが比較的かさばらないのと、化粧品の類がない分だけ、女子の人より楽かな。
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