« 2020 年 1 月のお仕事・その 1 & その 2 | Main | 2020 年 1 月のお仕事・その 3 & その 4 »

Jan 14, 2020

内蔵 DLO

手持ちの EOS DIGITAL のうち、デジタルレンズオプティマイザ (DLO) を内蔵しているのは EOS 5D Mark IV と EOS RP の 2 台。

昨日、成田に行ったときにホンの出来心で 5D4 の撮影時 DLO 適用をオンにしてみたのですが、んが。「連写速度が低下します」どころか実質的には一枚切りしかできないし、撮る度に処理に時間がかかるしで、一枚で決めないとどうにもならんという感想でした。止まった相手ならいいけど、動きモノが相手では、ちと不安。

だから 5D4 の場合、DLO を適用せずに撮っておいて、後でカメラ内 RAW 現像または DPP で DLO をかけるしかないのですが、RP だと額面通りの性能で連写できるんですよね。こんなところにも、カメラ自体の性能向上 (というか DIGIC の世代交代) を実感できます。

もっとも現実的には、細かくディテールまで追い込みながらチューニングできる DPP に利があるし、トリミングや傾き補正の観点からいっても DPP の方が便利。撮って出しでどうにかしないと駄目な場面 (自分の場合、そんな場面はまずない) でなければ、後処理で済ませればいいというのが実情。あえて撮影時の DLO 適用にこだわる必要はなさそうです。

|

« 2020 年 1 月のお仕事・その 1 & その 2 | Main | 2020 年 1 月のお仕事・その 3 & その 4 »

Comments

もう撮像素子にえり好みする時代ではないと思う。
画素を増やすより、センサーを4つ6つマルチにおいて、レンズ(焦点距離)絞りを替えて同時に画像取得したり、時間差を置いて同じ条件で画像取得したり、受像素子条件を替えてレンズ絞りを同一にしたものを同時取得したり、差別化の仕方を変えないと、日本光学やキヤノンはカメラ会社として生き残れない。
死んだ子(ミノルタとか小西六の株主の意見)

Posted by: sionoiri | Jan 16, 2020 06:23 PM

スマホで16mmから100㎜相当まで撮影出来れば楽になるのは確かですけどねー。小型カメラだとフォトンの限界を感じることが多すぎて… パナの1インチ素子スマホ復活して欲しい。

DLOも歪曲と色収差の補正が現状でしょうけど、スマホ対抗でそのうちWiFi6と称している802.11AXが街中だと普通に使える世の中になっていそうな気がするので、カメラからそのままインスタ(その頃にはオールドメディア扱いの可能性がw)等に投稿していそうで、カメラ側で高度な編集機能は、今後も求められそうな気がします。

…というよりカメラメーカーの生き残り策でデジカメ完結を益々進めるためDLOを始めとした機能の充実が進みそうで。
画素が細かくて諧調が深い分、トリミング耐性は圧倒的ですし、現状でも一般的デジカメは。

Posted by: ぼろねこ2k | Jan 18, 2020 05:53 PM

そういえば、スマホが Android 機に変わったので「カメラから WiFi で自動転送」ってできそうなものですけれど、結局は PC 上で DPP を持ち出してゴニョゴニョしないと気が済まないので、出番があるようなないような。「速報投稿」のニーズはありそうなものですが。

Posted by: 井上孝司 | Jan 20, 2020 08:51 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 2020 年 1 月のお仕事・その 1 & その 2 | Main | 2020 年 1 月のお仕事・その 3 & その 4 »