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Apr 27, 2020

EOS RP×EF-S レンズ

EOS DIGITAL だと間違い防止のため、APS-C 専用の EF-S レンズは、物理的にフルサイズ機に取り付けられないようになってます。ところが、EOS R 用のマウント アダプタには、そんな制約はありません。だから、EF-S レンズも使えます。しかも、カメラ内 DLO も使えてしまいます。ただし「1.6 倍ルール」が適用されるのは当然のこと。

下の写真は EF-S 10-18mm を取り付けた状態ですが、これでワイド端 16mm の広角レンズとして使えます。

Img_0058

もちろん、「1.6 倍ルール」の適用により、出てくる画の画素数は減ります。試しに撮って調べてみると、RAW と JPEG のいずれも 3,888×2,592 ピクセルだから、だいたい EOS 40D 並みのサイズ。画素数が減っても、フルサイズ機ならではの「高感度への強さ」は享受できるので、EOS 40D 並みの画素数で問題なければ、これはこれでアリかも。

そもそも、撮ったやつを見てみると、同じレンズを 7D2 に取り付けたときよりも、RP に取り付けたときの方が端までピシッと映ってるんだから、まったくもう。

なお、JPEG の画像サイズが L サイズ以外に設定されていても、EF-S レンズを取り付けたときには自動的に、L サイズに切り替わるようになっています。そりゃそうか。

ひとつ問題があるとすれば、焦点距離が 1.6 倍になるだけじゃなくて、測距点のサイズもそれに合わせてでっかくなるので、ことにグループ化していると、測距点がばかでかくなってしまうこと。

EOS RP でこれだと、そのうち出てくるはずの EOS R5 に RF 100-500mm を組み合わせれば、トリミングしても相応の画素数は残るはず。それで使えるんじゃね ? っていう気がするんですよね。ただしもちろん、EOS R5 の EVF が「飛んでる戦闘機を追いながら連写できる代物」であれば、という前提条件付きですが。

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Comments

追記。

RP に EF-S 10-18mm を組み合わせたとき、被写体によってはエッジが立ちすぎて、ギスギスした画になってしまう傾向があるみたい。アンシャープマスクの設定を変えて、閾値を上げて線を細くして、効きを少し弱めてやる方が、ことにテキスタイルなんかが被写体になっているケースでは自然に見えるかなぁと。

Posted by: 井上孝司 | May 25, 2020 06:50 PM

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