まだ世に出てないんですが、「傾向じゃなくて、ちゃんと数字を出して比較しなきゃダメ」という原稿を書いた手前、海外遠征時のカメラ機材についても、ダウンサイジングに関する具体的な数字を出してみました (なんのこっちゃ)
上のふたつは、目下のメインとなっている組み合わせ。昨年のネリスでは、この 2 パターンとも持ち込んで、初日と 2 日目で使い分けてました (ロンネビューでも 5D3 が 5D4 に代わっただけで同じ)。ただ、機体の表面にノイズが出やすい F-35 を安心して撮れるのは、やっぱり 7D 系列よりも 5D 系列かなぁと。
EOS 5D Mark III + 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM |
920g + 1,930g |
2,850g |
EOS 7D Mark II + EF 400mm F5.6L USM |
900g + 1,250g |
2,150g |
EOS R5 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM |
738g + 1,530g |
2,268g |
OM-D E-M1 Mark II + LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm / F4.0-6.3 ASPH. / POWER O.I.S. |
574g + 985g |
1,559g |
D500 + AF-S NIKKOR 300mm f/4E PF ED VR + TC-14E III |
860g + 755g + 190g |
1,805g |
こうしてみると MFT 機の軽さは一目瞭然なんですが、C-AF がどうも頼りないという決定的な難点があるので、却下。D500 にサンヨン PF と 1.4x テレコンでも相当に軽くなるし、35mm 換算 600mm 超を確保できるけど、AF の速度低下が気になるところ。そもそも、あえて今からニコンの DX 機に手を出すなら、500mm/5.6PF に手を出す前提じゃないと意味ないだろうという気はします。
こうやって数字を並べてみると、7D2×400mm と R5×100-500mm が 100g かそこらしか違わないので、やはり R5×100-500mm に移行できればベストかな。と、以前に出した結論を再確認した格好。ただ、7D2×400mm の振り回しやすさと抜けの良さには、捨てがたいものがあります。
なお、EF 100-400mm F4.5-5.6L IS II USM だと 1,560g だから、シゴロと比べて 300g ばかり重くなります。でも、これと R5 (1.6 倍が前提) の組み合わせでいけるのであれば、それはそれでアリかも。
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