EOS R5 がやってきた [速報]
一日遅れのセルフサンタがやってきたhttps://t.co/a6npvgyMUm pic.twitter.com/5zVhj90zdm
— 井上孝司 Koji Inoue (@kojiinet) December 26, 2020
というわけで、9 月の初めにオーダーを入れた EOS R5 が、クリスマスを過ぎてからようやく、到着いたしました。いやー長かった。そして、3 ヶ月以上もすっとぼけ続けているのは辛かった (爆) ほんとなら、もうちょっと「使用者の声」が集まってから、と思ってたんですけど、品薄がひどい様子だったので、もう見切り発車でオーダーしてしまえと。
ブツが届いて最初にやったことは、5D4 を参考にしながら設定をカスタマイズすること。それがひととおり済んだところで試写に持ち出したわけですが…
- EVF のタイムラグ : RP と比べて明確に短い印象で、OVF 機に近い感覚で使えそう
- データ量 : cRAW+JPEG を使うと 128GB で 2,800 枚ぐらい撮れる。5D4 だと 64GB で 1,500 枚ぐらいだったので、大差なしという感触
- 現像処理 : 画素数の絶対値が増えているので、これはドカンと重くなった。画面表示でレシピを反映させる場面でも、JPEG を出力する場面でも
- 流し撮り : いちばんの心配事。目の前の道を走るクルマなんかを相手にして試してみると「いけるんじゃね ?」という印象だけど、まだ高速で飛ぶ戦闘機を相手にして試していないので…
- 高速表示 : EF レンズでも条件が揃えば高速表示が可能になるのは、想定外の誤算。ただ、鉄道相手ぐらいだったら、高速表示がなくてもけっこう、追いながらの連写はできそうな感触
- 追尾 AF : まだ在来線の電車で試したぐらいだけど、これは使う人を怠惰にするやつですな !
ちなみに、R5 の必需品である CFexpress カードは、少し前に PROGRADE DIGITAL がセールをやっていたときに、SDXC ともども 128GB を調達済みでした。あと、64GB の UHS-II 対応 SDXC も 2 枚確保してあるので、メモリカードはそんなに困らないはず。
バッテリも実は、しばらく前に LP-E6NH をひとつ買っていたので、手元には 2 個あります。12fps 連写をやるには LP-E6NH が必須みたいですが、逆にいえばそれ以外の場面では LP-E6N で済ませるのが賢明かな。12fps が欲しいのは、新幹線の走り撮影とアクロ撮影ぐらいのもんだろうし。
実のところ、今年、カメラやレンズをロクに買っていなかったのは、手持ちのリソースを R5 に集中するためだったんですよね。
ちなみに、高速表示や 12fps の条件なんかは当然ながらマニュアルに書いてありますが、オンラインマニュアルが公開されているので、誰でも見られます。HTML 版と PDF 版があります。
Comments
「我等がクラブにようこそ、ミスター・イノウエ」((c)佐藤大輔)
これで5年は戦える(マテ)。
ハッキリ言って、お値段以外は SONY から客を引き戻す実力を持った、久々の観音渾身のボディだと思います。
おかげで、EOS R5 で撮影した宍道湖遠征の写真が Rail Magazine 誌のグラビアに採用されましたし。
EOS R5 の問題はやっぱりこれかなと思っていますが・・・。
https://kojii.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-8cbc.html
Posted by: 観音旭光の両刀使い | Dec 28, 2020 10:25 PM
そこは「使う人間の自覚の問題」+「状況に応じた切り替え」でしょうねえ。仕事の現場だと、カメラ任せでもなんでも、とにかく「確実に仕留める」ことが優先されますけれど、そういう場面ばかりではないから。
Posted by: 井上孝司 | Dec 28, 2020 11:53 PM
ぐぬぅ。いつの日か持ち歩く機材の重量に負けて、ぎっくり腰だの肩が外れるだの何かに蹴躓いてダイブするだのの罰が当たるに違いない!
Posted by: えいじ | Dec 29, 2020 12:04 AM
(∩゚д゚)
Posted by: 井上孝司 | Dec 29, 2020 10:06 PM