OneDrive 同期を試用してみる
うちでは、ラップトップは SD カードと NAS に ROBOCOPY.EXE でデータの同期をかける体制なので、これまで、オンライン ストレージを使ったバックアップは基本的に使っていませんでした。例外は、旅先でアップデートしたデータを「念のために OneDrive に複製する」ケースぐらいのもの。この複製は当然ながら手作業。
本来想定されている使い方は、「すべての PC の [ドキュメント] などのフォルダを OneDrive 経由で同期すれば、どの PC からでも最新のデータで作業できる」というものなんでしょうけれど。でも、うちでは「データの流れは一方向」という原則を通しているので、「どの PC からでも最新のデータで作業できる」は邪道扱い。だから、[ドキュメント] フォルダと OneDrive の同期は使っていなかったのですが、最近、ちょいと例外を発生させてみました。
それが、紆余曲折の末に出戻ってきた Let's Note XZ。常用している PC ではないので、こいつに仕事がらみのデータが溜まることはないのですが、ときどき使ってやらないとメンテナンスができないし、作業環境が整いません。それでときどき、意図的に XZ で書き物をして、メインの SV に移すことがあります。
その XZ で作業している過程でも、当然ながらデータの多重化は不可欠。そこで、%UserProfile%\Documents\ 以下ではなく、%UserProfile%\OneDrive\Documents にデータを保存して、それを OneDrive と同期させる体制に。当然、そのためには OneDrive クライアントを Windows 起動時に自動起動させます (普通はやってない)。
オンライン状態なら、ファイルを保存するとたちまち OneDrive にアップロードしているようで、一応は「自動的に二重化」にはなってます。ただし、SD カードへの複製は他の PC と同様にやっているので、結果的に三重化。代わりに NAS へのコピーはしていません。
ただ、この同期をかけると自動的にアップロード先が OneDrive 上の [ドキュメント] に固定されるので、そっちを空けておく必要はありました。なお、この同期体制整備をやった関係で OneDrive 上の [写真] がすっからかんにされてしまい、当 blog からリンクしていた飛行機などの写真が消えてしまいました。すまぬ m(_ _)m
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