2 本の RF レンズ
地味にジワジワと増殖しつつある RF レンズですが、先に戦列に加わったのは RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM の方。これはいうまでもなく、飛行機撮影が主な想定用途で、その辺の話は、ひとつ前のエントリで書いた通りです。一度は海外エアショー遠征に持ち出してガシガシ使ってみないと… と思っているものの、いつ実現できることやら (´・ω・`)
続いて先日、RF24-240mm F4-6.3 IS USM が加わりました。EF 18-135mm F3.5-5.6 IS STM を人身御供に出して、入れ替わりにやって来た一本。現場取材みたいに、レンズを替える暇がない、あるいは替えたくない場面での使用を想定しています。さっそく先日、現場取材の場に持ち込んでみました。
さすがに設計が新しいだけあって、普通にちゃんと使えます。もちろん「餅は餅屋」だから、走り撮影のときはちゃんとしかるべきレンズを揃えていきますけど、前述のように、1 本で済ませたい場面も確実にありますから。ただしこれ、"ボディ側での収差補正が前提" みたいな話も聞きますね。
なんといっても、RF 24-105mm/4L と大差ないサイズで 24-240mm のレンジが使えるのは大きいです。現場取材だと、機動力だけでなく空間的な問題もあって、でかい機材を持ち込みたくないですからね… 下の写真では、左が RF 24-240mm、中央が RF 24-105mm、右が EF 70-300mm。(背景がゴシャゴシャしてるのは大目に見て)
ちなみに、これも含めて blog 用の撮影は G1X Mark II を多用していますが、レンズの関係であまり寄れないので、実は不向きという説が。
Comments
>RF24-240mm F4-6.3 IS USM
これくらいなら、F値2.8でもいけそうな気がするんだけど、そうすると、レンズが大きくなるからやらないんだろうか。でも鉄用だと、広角側はもう一声! 18ミリくらい欲しくならないんだろうか。
Posted by: えいじ | Jun 08, 2021 06:50 AM
F2.8 どころか F4 でも、かなりうすらでかくなりそう…
普通、高倍率ズームって「標準レンズのテレ端をワッと延ばす」んですよね。たぶん、そっちのニーズの方が大きいので。鉄で広角側が欲しい場面というと、おもいっきり風景的に撮るとか、車内撮影とか、割と出番が限られそうではあります。
Posted by: 井上孝司 | Jun 08, 2021 11:45 AM
その RF 24-240mm で少し列車の走り撮影をやってみたのだけど、フツーに使えそう。もちろん、本気出して走り撮影をやるときには「しかるべき玉」を持っていくけれど、「もしかすると走り撮影もあるかも」ぐらいのシチュエーションだったら、これでいけちゃうかも…
Posted by: 井上孝司 | Jun 13, 2021 10:15 PM