2021 年 8 月のお仕事・その 1
トップバッターは「軍事研究」。今回は、ちょっと変わったテーマで「量子センシング」について書いてみました。しばらく前に IDR で読んで「へー」となったネタです。と思ったら、先日に届いた最新号で、また書いてたけど…
なぜか IDR って、σ(・_・) の心中を見透かしたかのように「タイムリーな記事を投げ込んでくる」ことがままあるんですけど、今回はタイミングが合わなかったようです。
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Comments
読んだ! サイエンス・ライターの面目躍如ね。でも表紙では、上にUFO報告書のタイトルがあったりして、手にした瞬間、いつからNewton路線になったんだ……、と呟いた。
Posted by: えいじ | Aug 14, 2021 07:00 AM
うーん、まさに「何でもアリの、ごった煮感覚」。
面白そうなテクノロジーですけど、過剰に上げたり下げたりすると、落とし穴にはまりそうなやつだなと思いました。
Posted by: 井上孝司 | Aug 14, 2021 08:52 PM
昔、高温超電導体の技術革新が進んだ頃から、これを応用してMADの感度向上というのは言われていたので、これを量子センシングに含めるならアリなのかな、と。ただ、提案から相当に時間を経ているのに、未だに応用例が聞こえてこないのは、航空機に搭載して超伝導を維持するのが困難なのか、MADの地位低下で、まだそこまでの感度は求められていないのか、他に困難があったのか。
(高高度巡航でもMADオペレーションが可能になるとか言われていましたが)
量子の熱による振動等でさえも雑音としてとらえられるので、ノイズ排除の技術がもっと発達しないと、移動体に積んでの運用は難しいでしょうね。まだまだ、先は長そうです。
感度を上げようとすると、不確定性原理に阻まれる気がします。
Posted by: いーの | Aug 30, 2021 10:06 AM
あと、MAD が特に難しいのは、自機のノイズも拾っちゃうことですよね。それを防ぐために、お尻に付けたり曳航したりしているけれど、感度が上がれば元の木阿弥 (?)
少し前の IDR で MAD の話題をまとめた記事があったけれど、読み返してみようかしらん。
Posted by: 井上孝司 | Aug 30, 2021 08:07 PM