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October 2021

Oct 30, 2021

謎の (実は謎でもなんでもない) バッテリ消耗

ここしばらく、首をひねっていた出来事。それは。

「EOS R5 に装填してあるバッテリが、何も使っていないのに、いつの間にかスッカラカンになっている」

数日前にようやく原因に気付きました。それは…

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Oct 29, 2021

2021 年 10 月のお仕事・その 7 + α

今月も締めくくりは「丸」。といっても、いつものように海外ニュース欄だけですけれど。ここのところ第二次大戦ものの特集が続いているので、出る幕がないんですよね。

どうせなら、帝国海軍のと現行・海上自衛隊のに挟まれた、先代の護衛艦「あきづき」の特集なんてのも見てみたい。かりにも護衛艦隊旗艦ですぞ。

で、先月に書き忘れていたのを思い出したので、まとめてリンクしておきます。

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Oct 23, 2021

2021 年 10 月のお仕事・その 6

お次は「世界の艦船」。特集「駆逐艦の戦後史」の中で、「ステルス技術と現代駆逐艦」を書きました。ステルスというと対レーダー ステルスと同義とみなされがちですけれど、一応、その他のシグネチャの話にも触れてみています。そこは、先に書いた軍研の記事と違うところですね。

駆逐艦に分類される艦は、第二次世界大戦後だけでもしこたまありますが、個人的に印象が強いのはカナダのイロコイ級。いろいろ独自の思想が色濃い駆逐艦ですが (この駄洒落を言いたかっただけ)、なんといっても、「上構内部に収納されていて、使うときだけアームが側面にせせり出してくる」シースパロー発射機がサイコー (そこかい)。実用性はともかく、メカヲタクを喜ばせてくれるギミックとしては、ソ聯の SA-N-4 と双璧をなします。


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Oct 22, 2021

雨の日の超電導リニア

昨日の話の続きで。「新幹線 EX」で「リニアを撮るなら雨の日」という話が出て来ますが、500km/h で走るやつを雨の日に撮ると、こうなります。

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これはよいものだ。

試験車でいちいち洗車しないから、車体が汚れてるのは仕方ないですが (´・ω・`)

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Oct 21, 2021

2021 年 10 月のお仕事・その 3~その 5

続きましては 21 日発売のあれやこれやを一挙に。

まず「新幹線 EX」は異色の特集として「新幹線撮影最前線」。ぶっちゃけると「ミラーレスでも戦えるようになってきてるよね」という話でありまして。それに併せて、キヤノンの EOS R3 とニコンの Z 6II をお借りして実際に試した上で、記事を書きました。R3 の高速連写をフル活用すると、16mm レンズを使ったこんな画でも、それなりの確実性を期待できます (ほんと)。

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惜しかったのは、ニコンの Z 9 が間に合わなかったことで、このためニコンにはちょっと分の悪い話になってしまったなぁと。

とはいえ Z 6II、EVF やレリーズタイムラグの遅延は意外と少なくて、タイミング合わせは比較的楽でした。以下の写真も、連写したうちの何枚目かがここに来たのではなくて、最初からこのタイミングでキメていますし。使ってみて「いいな」と思ったこと、「ここはこうなると嬉しい」ということはニコンの方にお話ししたので、そのうちどこかで反映されるといいなぁ。

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ちなみに。すでにさんざん書かれているように、R3 では電子シャッターが既定値。それだけローリングシャッター歪みが少ないわけですが、「じゃあ、どこまで押さえ込めたの ?」ということで、超電導リニア相手に "いぢめて" みました。さすがに、500km/h で走る相手を真横から撮れば、多少の歪みは出るでしょうって… とはいえ、普通の新幹線ぐらいなら、そんな気にしないで使えそう。

あと、「システム考察」は東北・北陸・上越・北海道の各新幹線で使われている可動柵の話。どれも現地調査をやっていますが、北陸新幹線は区間によってハードウェアもオペレーションも違うのが面白いところ。保守用車はバラストレギュレータと道床安定作業車の話です。小牧研究施設の取材には私も行っていたのですが、私の原稿が出るのは別の場所。今回は柴田東吾さんの担当です。

続きまして「Jwings」。米海空軍の仮想敵部隊 & 戦技教育部門に関する記事と、MUM-T (Manned and Unmanned Teaming) に関する記事の両方で、それぞれ記事を書いています。仮想敵部隊というと、ついつい「格闘戦のリバイバル」に短絡されがちですけど、そうじゃなくってね。というあたりに、ついつい力が入ってしまってるかも ?

ちなみに、レッド フラッグ演習がスタートする際に関わった軍人のひとりが、湾岸戦争で CENTAF の指揮を執っていたチャック ホーナー。そのチャック ホーナーがトム クランシーと一緒に書いた本の中に、レッド フラッグ発足時の話もちょっと出て来ます。

「航空ファン」はいつもの海外ニュース欄ですが、ちょっとここのところ業界全般に、新ネタが乏しい感じはあり、書いている途上ではヒヤヒヤもの。それでも、締切の頃にはちゃんと揃っているんだから面白いものですが。


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Oct 17, 2021

(民航機なら) RP でええやん

「なんで R5 じゃなくて RP なの」というツッコミはありそうですけど、何回か試してみた経験からいって、民航機の離着陸だったら RP で用が足りるんじゃないかと。実際、JA383A の降りだって RP で仕留めているし。ただしレンズは思案のしどころで、RF 100-500mm だと「写りはいいけど、いささか大袈裟」。手持ちのレンズだと、やっぱり EF 70-300mm IS II あたりがマッチングいいのかなぁと。

列車の走り撮影だって、けっこう RP でこなしちゃってますし。さすがに新幹線になると、RP でやる気はなかなか起こらないですけど (一度、新山口でトライしてみたことはある)。あと、北海道や四国の振子特急も、ちょっと躊躇してしまうところかなぁ。

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Oct 15, 2021

その後の RF 24-240mm

RF24-240mm F4-6.3 IS USM を導入して、しばらく経ちます。だいたいは「目論見通り」の仕事をしてくれています。実際、新潟新幹線車両センターの取材に持ち込んだときにも、1 本で用が足りるので、ずいぶんと楽をさせてもらいました。

旅行に高倍率ズームを持ち込んだときの利点は「とりあえずはオフショット用だが、走り撮影が必要になっても即座に対応できる」にあります。実際、「旭川駅に着いてみたら、なんか黄色い機関車がいたー」なんて場面でも、慌てずに対応できました。

ただ、このレンズで走り撮影をやったカットを現像してみると、アンシャープマスクの線を少し太めにする方が、全体の印象がシャキッとするみたいですね。数字でいうと「5」ぐらい。線を細目にすると、全体的に眠い感じになるような気がします (個人の感想です)。まあ、高倍率ズームとなれば、何かしらの妥協は必要だし、その妥協がこれなら許容範囲ですけれど。

(追記)
成田か羽田の被写体が近いところで、一度、民航機相手に RF 24-240mm を試してみようかと思っているものの、未だに実行してないんですよね。

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Oct 10, 2021

2021 年 10 月のお仕事・その 1 & その 2

今月はまず、軍研の本誌と別冊。

本誌の方はいきなりですが、軍事分野におけるクラウド サービスの話と、それに関連して古巣の話をいろいろと。この業界でも御多分に漏れず、クラウド サービスの活用事例が増えているわけですが、取材の過程で出てきた「戦に負けないためのクラウド」という話は、なかなか新鮮でありました。なんでそういう話になるかについては、また後日。

別冊の方は「最新世界の空母打撃群」で、そのうち英海軍のパートを担当しています。原稿を送り出した後でクイーン エリザベスが横須賀に来たので、ちょっと間が悪かったような気もしますが、まあそれはそれ。

 

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Oct 08, 2021

Windows 11

手元の PC で唯一、Windows 11 が使えますといわれたのが、Let's Note SV。あとは全滅でありました。

Win11

いずれは使うつもりだけど、いきなりメイン機を更新するのはリスクがあるので、さてどうしたものかと。Windows 11 をセットアップした状態で新しい Let's Note を買うのが無難かなぁ。ただ、最近の Office は Outlook のちょっとした仕様変更のせいで、うちのワークフローに悪い影響が出ているのだけど、それはまた別の話。

あと、半導体飢饉のせいで、PC そのものの入手性に問題が生じる事態も懸念されそうで。うーん。

ともあれ、PC に限らず、うちでは「漸進的移行」が基本なので、いきなり全部を Windows 11 にするような真似は、もともとするつもりがないのですね。カメラだって、いきなり EF マウントを放逐して全面的に RF マウントに移行なんてことはしませんし。

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Oct 06, 2021

NX Studio

しばらく前に D600 を使っていた関係で、手元に *.NEF なファイルがひと山あるわけですが、これまでは現像するのに Lightroom を使ってました。うちの古いバージョンでも D600 ならネイティブ対応しているので。

ところがひょんな事情から、ニコン純正の NX Studio をインストール。DNG に変換して Lightroom に取り込む手もありますけど、メーカー純正にも利はあるよなぁと。レンズ補正やピクチャーコントロールなんかのことを考えると。

キヤノンの DPP (Digital Photo Professional) よりも動作が軽快なのはいいのですが、設定項目をタブに分けている DPP に対して、展開/折り畳み式のツリーにまとめている NX Studio の UI は、ちょっと慣れが要る感じ。

Nx

RAW も撮っておくメリットというと、「後でリカバリーが効く」が挙げられるわけですが、実はもうひとつ。RAW 現像ツールが新しくなることで、出てくる画の上がりが良くなる場合があるんですよね。DPP でも、Ver.3 より Ver.4 の方が、上がりがいいと思います。

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