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September 2022

Sep 29, 2022

2022 年 9 月のお仕事・その 5 & その 6

〆は「世界の艦船」と「丸」。

「世界の艦船」ではロシアの核戦力について特集していますが、その中で「ロシア海軍の戦術核と搭載艦艇」を担当。いやー難しかった。

手っ取り早いのは、核弾頭装備が可能な (SLBM 以外の) 各種艦載ミサイルと、それを搭載する艦のスペックを並べて終わり、というやり方なんでしょうけれど、それでいいのかと。そこでさんざ悩んだ結果、「ロシアはこういう場面で核兵器を使う気だといっているが、それを実現するための戦術核にはこんなものがあって、プラットフォームはこれこれ、配備状況はこれこれ」というアプローチに。

単に「何を持っている」だけで終わらせずに、「どういう目的で、何を、どれだけ、どこに配備しているのか」という切り口ですね。これはこれでアリじゃないかと思ってます。

「丸」の方はいつもの海外ニュース欄。今月から少しボリュームが減って読みやすくなったと思います。

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Sep 18, 2022

2022 年 9 月のお仕事・その 3 & その 4

お次は航空 2 誌。

まず今月のハイライトは、「Jwings」で実現した、空自の F-35A に関する取材。全体概要の解説に加えて、飛行隊長インタビューと北空司令官インタビューを担当しましたが、取材のときには機体の止まり撮影や離着陸撮影の場にもいました。そして取材が終わった後、スタコラサッサと三沢空港に移動して JAL の羽田行き最終に飛び乗り、翌日には別の取材だったという。ちょうどボーディング中にナイトの機体が上がっていきましたが、いやはやうるさいのなんのってw

このほか、ユーロファイターについても全体概要と、トランシェ・ブロック・能力向上計画の話を。それから、AGM-88G AARGM-ER の解説記事、そして今回が最後の「ネットワーク戦闘入門」、レギュラーの「月刊 F-35」と盛り沢山。今月はいっぱい仕事したなあ…

「航空ファン」の方はいつもの海外ニュース欄ですが、とにかくもう、締切までにアルテミスが上がらなかったのが残念で。次号には間に合うかしら ?

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Sep 14, 2022

2022 年 9 月のお仕事・その 1 & その 2

今月は「Jships」と「軍事研究」。

まず「Jships」ですが、連載「世界の艦艇建造所」のみで、場所がいきなりすっ飛んでカールスクローナのコックムス。ここは 2019 年の 8 月にお邪魔しています。カメラ持ち込み禁止とはいえ「そこまで見せちゃってええんかいな」状態で、実にありがたい限り。

船体用のサンドイッチパネルを作るのに VaRTM (Vacuum Assisted Resin Transfer Molding) で樹脂を含浸させる場面なんて、そうそうみられるもんじゃありません。いやそれよりもむしろ、作りかけの A26 型潜水艦の船殼。作りかけの潜水艦の船殼を生で見た部外者が、世の中にどんだけいることか。サーブさんに感謝。

軍研では、以前から温めていたテーマ「ネット上での宣伝戦・心理戦」をお題に書いてみました。もちろん、例の「環球時報によるでっち上げニュース」の話もネタにするわけです。物書きの第一法則「物書きの身辺で発生した出来事はすべて原稿のネタになり得る」が発動。うひゃひゃ、ますます中国に渡航できなくなりそう (笑)


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Sep 06, 2022

ADVAN dB V552

インプレッサの夏タイヤは、新車時から変わらぬ ADVAN dB の OE バージョン (型番は忘れた)。とにかくノイズが大きいのがこまりものというタイヤで、路面の違いが音でモロ分かりというおまけ付き。車内での会話もままならない… というほどではないにしても、会話や BGM の邪魔をするぐらいに喧しいのは事実。

そんなタイヤも、もう 6 年半。溝はたんまり残っているけれど、経年劣化が気になるので履き替えを発動。レグノと ADVAN dB と見積もりをとってもらい、在庫がある上に少し安かった ADVAN dB V552 に決定。2022/9/1 からタイヤの値上げがかかったそうで、その前に在庫品を確保しておいたのはラッキー。

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Sep 01, 2022

2022 年 8 月のお仕事・その 6

8 月の〆は「めざせ!! 新幹線博士 01」。想定読者層は… 表紙を見れば分かりますね。

企画・製作の過程で打ち合わせをしているときにも出た話ですが、実は鉄道というのは STEM 教育の素材として好適じゃないかと。さまざまなエンジニアリングが変わってくる上に、身近な存在だから現物を見るのも比較的容易。そういう観点から、お子さんだけでなく親御さんにも手に取って欲しいなあと思う次第。

そこで私もちょっとだけ関わりまして、「01」で書いたのはカントと車体傾斜の話。こういうときに、「カーブがついた駅で待避する『こだま』の写真」が役に立つわけです (`・ω・´)b

いまはどうだか知らないのですが、私が子供の頃に出回っていた「学研の図鑑」なんか、子供向けの筈なのに内容はムチャクチャにガチで、いまにして思えば最高の教材でした。ああいう本がもっと増えて欲しい。

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