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Oct 01, 2022

予備機

先日、西九州新幹線の開業について取材するため、長崎に行ってました。ひとつの取材に複数名ならあまり悩まないのですが、ひとりで行くとなると「絶対外せない」という圧が強くなります。進行中の原稿の方は、データが更新されると自動的に OneDrive に放り上げるからまだいいとして、問題は写真の方。

データの損失を防ぐためには、デュアルスロットの EOS 5D Mark IV や EOS R5 を持ち込み、さらに取材終了後は迅速にデータを取り出すことで対処していますが、厄介なのは機材の故障・破損。

幸いにも過去に、取材の現場で致命的な故障や破損に遭遇した経験はありませんが (せいぜいフラッシュのワイドパネルを割ったぐらい)、過去に起こらなかったからといって、将来も起こらないことは保証しませんからね。すると対策は機材の二重化。しかし、ボディだけ 2 台用意しても、レンズがいかれたのでは洒落にならないし、広角・標準・望遠とフルに 2 セット持っていくのは、なんぼなんでも大変。まあ、予備は高倍率ズームで済ませるというのも手ですが。

しかし予備機というやつは、出番が発生しない限りは出番がないわけで、そこにどこまで金額面の、あるいは輸送スペース面のリソースを割くかは難しい課題。キヤノンだったら「高倍率ズーム付きの EOS R10」はひとつの解でしょうけれど、ボディだけ見れば EOS RP と大して変わらないし… 「とにかく撮れればいい」ということなら、G1X Mark II って手もありますが。

実のところ、新たにコンパクトな予備機を足すために費用をかけるよりも、既存の機材の組み合わせでなんとかして。で、それが手持ちのバッグに収まらなければ、バッグを買い足すなり買い換えるなりするのが現実的なのかも。

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