Arrows We (A101FC) をアメリカで使う
毎度の悩みですが、アメリカでは LTE (Long Term Evolution) のバンドに 2 や 4 を使うケースが多く、しかもこいつは日本で売ってる端末の多くが非対応。
そんな中、ワールドワイドで無線インターフェイスの仕様を統一すれば合理的、と考えたのか、iPhone はたいていの LTE バンドに対応しているので、5 年ほど前に中古の iPhone 6s を買って海外でメインにしてみました。しかし古いモデルだけに、ええかげんにバッテリがへたってきていて、そこで長持ちさせようとしてバックライトの輝度を落とすと屋外で困るという問題が。
それでしばらく前に、Arrows We のソフトバンク向け・A101FC が LTE バンド 2 と同 4 に対応しているのを知り、安い未使用品を買っておいたわけです。それが「北米デビュー」したのが、先日の渡米。
A101FC は eSIM 対応なので、日本国内では WiFi しか使わないことにしておき、Airalo の eSIM を突っ込める体制に。渡航前に eSIM を購入してプロファイルをインストールしておき、現地で eSIM の使用を開始。それでアクティベートされる仕組み。
ところが JFK 空港に着いたところでそれをやったら、アンテナピクトは立つのに通信不可能。これは APN の設定を忘れていたのが原因で、とりあえず空港の WiFi につないでおいて接続を確保して手順を再確認。そして APN を設定したら、ちゃんと通信できました。
Airalo でありがたいことのひとつは、テザリングもできること (Amazon なんかで売ってる海外 SIM だと、案外とテザリング不可のやつが多い)。テザリングできないと、ラップトップのネット接続手段がなくなっちゃいますからね。これも実際に試してみましたが、(当たり前といえば当たり前ですが) ちゃんとできました。
私は動画を見まくる人ではないので、7 日間 1GB の $4.5 で余裕余裕。実質 3 日間ちょいで半分ぐらいしか使いませんでした。Google Maps でナビさせると通信しっぱなしになりますけど、大したデータ量ではないようですね。
あと、A101FC には物理 SIM のスロットもあるので、そっちも使えます。でも、JFK 空港にある自販機を見たら、安いやつで $60 とフザけた値付けをしてまして (´・ω・`) まあ、そいつを使う羽目にならなくてよかったですハイ。
(ちなみに、TollPass の端末機借り賃と有料道路代の合計で $60 近くかかってます)
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