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July 2024

Jul 31, 2024

久々の MNG・RF 16mm F2.8 STM

RF 16mm F2.8 STM を、淀のポイントでもらってきました。カメラ機材の新規導入は、なんと 1 年半ぶり。

他にも、「お手軽標準ズームの RF 24-50mm F4.5-6.3 IS STM」とか「R10 と組み合わせる広角ズームとして RF-S 10-18mm F4.5-6.3 IS STM」とか、いろいろ思うところはあったのですが、「いちばん代わりがきかないレンズはこれだろう」ということで、16mm 単に決定。

並べてみるとよく分かるのですが、RF 50mm F1.8 STM と似たサイズ感。これなら携行性は抜群。

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ことに現車取材のような場面では広角レンズが欠かせないのですが、予備として広角ズームを加えると荷物が増えちゃう。かといって、従来の広角単だと画質最優先でデカくて重くて高い。そこのところの間隙を絶妙に突いてるのが、この RF 16mm F2.8 STM。予備で広角単と標準単が 1 本ずつあれば、とりあえず仕事を止めずに済みますからね。

あと、1 台は標準ズームを付けておいて、もう 1 台は広角単を付けっぱなしという運用も容易になるし。

ただ、このレンジの広角単って初めて使うので、しばらくいろいろ使ってみて、感触を掴んでみないと。

実は、似たようなサイズ感のレンズが 2 本並ぶと、持ち出すときに間違えるリスクが考えられて。以前に EF 16-35mm F4L IS USM のつもりで、間違えて EF 24-105mm F4L IS II USM を持ち出す失敗をしたこともあるし… ということで、レンズキャップにこんな細工を。

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効果あるかどうかわからんけど、とりあえずこれで様子を見ますハイ。

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Jul 29, 2024

2024 年 7 月のお仕事・その 5 & その 6

まず、河出書房から 24 日に新刊が出ました。「鉄道ダイヤ探求読本」。

内容は読んで字のごとく… なんですが、どちらかというとライト層を意識していることもあり、原理原則の話はホドホドに。それよりも「こういうダイヤになっている背景は」とか「こういう考え方から、こんなダイヤになって」とか、実際に存在するものの話を前面に押し出したのが、特徴といえば特徴。

それから「世界の艦船」では「特集 軍艦の推進システム」のうち「機関の基礎知識 シフト配置や組み合わせ機関とは」と「統合電気推進の現状と将来」を。当然ながら、電動機がらみの話もガッチリ書いているわけです。

なお、来月売りの「世界の艦船」にも寄稿の予定がありますが、そのうち 1 本はちょっと毛色が違ったやつです。

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Jul 24, 2024

2024 年 7 月のお仕事・その 2~その 4

新幹線 EX」は 500 系特集の第二弾。今回はデザインワークの話にフォーカスしているので、そちらでは出る幕はなかったのですが。それとは別に、500 系の特徴のひとつであるアルミハニカム構体の構造と製造工程について、日立 OB の服部さんに伺った話をまとめています。ハニカム構造そのものはともかく、それがどうやって作られるかという話は意外なほど目にしないので、個人的にもいい勉強になったなあと。

Jwings」はステルス機の特集ですが、そこでステルス技術の基本の話と、過去の歴史の話を少々。あと、「航空ファン」はいつもの海外ニュース欄。スターライナーの帰還が遅れたせいで次号送りになっちゃったじゃないか御社ぁーーーーーーーーー 

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Jul 20, 2024

その後のソニー WH-CH720N L

ソニーのノイズキャンセリングヘッドホン・WH-H900N のパッドがいかれて、交換する代わりにモノが新品交換に… という異例の展開で我が家にやってきた、WH-CH720N L。これを実際に長距離国際線の現場 (片道 12 時間オーバー) に投入してみました。

WH-CH720N は軽さを売りにしているみたいですが、これは看板に偽りなし。頭や耳にかかる負担は確実に軽減されたような気がします。肝心のノイズ軽減機能も、バッテリの保ちも、まあ不満のないレベル。

リンク先の写真にあるように、WH-H900N は折り畳むタイプですが、そこが WH-C720N は違っていて、90 度回転させて平らにする形。厚みは食わないけど面積は食うやつですね。結局、飛行機に乗るときは首に引っかけたままにして、そうでないときはトランクに放り込んでおきました。

Image_0_20240723103701これは使うときの状態。

Image_1_20240723103701 これは平らにした状態。

最近になってさまざまな分野でありがちなやつですが、こいつも「スマホと接続しないと細かい設定ができない」んですね。仕方ないので帰国後に、海外用スマホの A101FC と WH-CH720N を Bluetooth 接続して専用アプリを導入。これでイコライザーのセッティングもいじれるようになったので、ちょいと不満があった「低音域の物足りなさ」をブーストする設定を加えてみました。

…ということは、この新しいコンフィギュレーションで行けるかどうか、また現場に持ち込んでテストしてみなければ。渡米の話が持ち上がってるから、そのとき試すか…

P.S.
もしかして、加水分解してパッドが傷んでくるんじゃないかと考えて、使わないときは防湿庫に放り込んでみることに。幸い、E マウントのレンズ 2 本を放出したおかげで、少し空きスペースがあるし。

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Jul 13, 2024

2024 年 7 月のお仕事・その 1

軍事研究」も出てますが、こちらはお休み。

奇数月の恒例「Jships」では、「次世代レーダー AN/SPY-6(V) を学ぶ」と「PICKUP MARITIME NEWS」、それといつもの「世界の艦艇建造所」を。「PICKUP MARITIME NEWS」では、トルコの艦艇建造産業とアメリカの艦艇建造産業の話を取り上げてみました。

フネそのものは話題になりやすいけれど、意外と産業基盤の話は話題にならないというか、表層的なところをサッとなぞるだけのことが多いと思うんですよね。日常的な動向にも、意外とヒントは潜んでいるのだけれど。という話の一例も取り上げてみてます。

で、トルコは韓国とともに、防衛産業分野では馬鹿にしちゃいけない国だと思いますよ。なんだかんだといっても商談を勝ち取ってる事実はあるんですから。

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Jul 10, 2024

帰国ギャップ

海外にお出かけして、日本に戻ってくると、いつも感じることではありますけれど。

ほんの少し前まで異国を満喫していたのが、いきなりポンといつもの日常に戻されると、なんというかその、ある種のギャップのようなものを感じるのですね。いきなり周囲が激変したというか、そんなようなやつ。「一昨日には某国の某所でホゲホゲしていたのに、今日はもう、いつも通りに取材でお出かけだよ」みたいな感じで。

仕事や遊びのお出かけでもそれだから、戦争で外国に送られて戦ってきた兵士が帰国すると、もっと大きなギャップを感じるんだろうなあと。なるほどクールダウン期間を置いたり、フネでゆっくり帰国させたりすることには意味があるのだろうなあと。ついそんなところまで、話が発展してしまって。

ところが、面白いことに、日本国内だとそういうのが皆無で。してみると、日本国内はもう、一種の「庭」みたいなものになってて、「遠くに行った感」があまりないのかも。

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