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July 2025

Jul 27, 2025

2025 年 7 月のお仕事・その 2~<STRIKE>その 3</STRIKE> その 4

今月は「世界の艦船」の特集に出ていないのでひとつ減って。といいつつ、今回の「日米艦隊決戦」の特集はなかなか読み応えがあるので、おおいにお薦め。

それはそれとして。「Jwings」ではいつもの「月刊 F-35」に加えて、"Operation Midnight Hammer" における B-2A と MOP (Massive Ordnance Penetrator) の話を書きました。

Air and Space Forces Magazine の最新号でも、この作戦を取り上げていて。それによると、DTRA (Defense Threat Reduction Agency) ではフォルドウの核施設について、建設する話が動き出した頃からずっと情報収集を重ねていたみたいで。「Jwings」の記事中で、事前の情報収集に言及しておいてよかった、とホッとしてみたり。

航空ファン」と「」は、いつもの海外ニュース欄。

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Jul 14, 2025

2025 年 7 月のお仕事・その 1

「Jships」の最新号で「ステルス艦入門」という特集を組んでいるのですが、そこで具体的な実現手法を「船体・上部構造物」「各種電磁波による "視認" を抑制」「各種装備品のステルス化」「ステルスの本質は行動の秘匿」の四本立てで書きました。レーダー反射断面積 (RCS : Radar Cross Section) の低減とか赤外線放射の低減とかいう「当たり前」の話はいうまでもなく、「えっそれ ?」なんて話も混ぜてます。

そしてお待たせいたしました。IMDEX Asia 2025 のレポも。2 ページという枠の中で、「これぞ」という話は押し込んだつもりです。書き足りない話はいろいろあるので、それはおいおい、あちこちで蔵出ししていければと。2 日間で、ずいぶんいろいろと見たり聞いたり写真を撮ったりしましたからね。

ぶっちゃけ「中国海軍のフネの食堂に張られていたポスターの話」なんて、本邦では初出じゃないかしらん。

開会式のときなんかもう、我が国の海幕長も含めて 各国の海軍から VIP が来ているから、そこら中が「星だらけ」ですごかったですね。

IMDEX Asia は一般登録でも艦艇展示に行けるし、シンガポールなら日本からそれほど遠くないし、LCC の便もあるぐらいだから、行ってみるのも面白いと思いますよ。いやホントに。

で、開催中は街中にもこんな風に宣伝がされるのです。

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Jul 06, 2025

2025 年 6 月のお仕事・その 6

もう 7 月に突入してから一週間近く経過しているのに。

「丸」の 8 月号で揚陸艦の特集を組んでいるのですが、そこで「世界の現代揚陸艦」を書きました。いまどきの揚陸艦の基本と、実際に主要各国で配備している揚陸艦の現況について、といった按配の内容。それといつもの海外ニュース欄。

単に揚陸艦というハードウェアの話を書くだけでなく、指揮統制能力や医療能力といった付加機能、それらを活用することで得られる多様性。そんな多面的な捉え方をするように工夫してみたつもりです。

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Jul 02, 2025

最近読んだ本 : 海軍技術研究所

久々の読書ネタは「海軍技術研究所」。帝国海軍におけるレーダー開発に焦点を当てて、それと、戦後のエレクトロニクス産業の隆盛の関連をまとめた本。

太平洋戦争については、国家が持っているリソースをいかにして有効活用するかというマネージメントの面で「まずさ」があったと思うし、それは本書でも指摘されているところ。ただしそれだけの問題ではなくて。

たとえば、海外で新しい技術やメソッドが出てきたときに、当初は冷淡でソッポを向いて「相手にしない理由」をせっせと挙げているのに、いざそれがモノになって活躍した途端に「バスに乗り遅れるな」と掌をひっくり返して大騒ぎ。でもスタートが遅いのだから追いつけるはずもなく。そんな根本的体質は、「今も大して変わらないのではないかなあ」という印象。

よく「日本でも○○を発明していた、技術的に遅れていたわけではない」みたいな主張をする人がいるけれども、それって研究室レベルの話でしょ。もちろん、研究室で発明や開発が行われなければ、その先はないのだけれど、「発明する」ことと「実際の製品やシステムにまとめて役立てる」ことの間には大きなギャップがあって。そこを乗り越えるときに重要なのがマネージメントじゃないかと。

ときには「まだ不十分なところもあるけれど、それはこういう工夫で乗り切ろう」みたいな話も必要。すると、最終的に実現しなければならない機能・能力・価値を見据えた上で、何をどう組み合わせればそれを実現できるか、実現のために使えそうな技術はあるか、といったことを考える人がいないと駄目なわけ。

そういう観点からの参考書として意味があるんじゃないかと思った一冊。

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