軍事 (Misc)

Feb 13, 2022

IDR と JIR の合併、そして方向性の変化

ここしばらく、Jane's International Defence Review をとっていて、何かと参考にさせてもらってました。ところが年明けの 1 月号から、Jane's Intelligence Review と合併して、Jane's Defence and Intelligance Review に模様替え。

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ぶっちゃけると、装備品やエンジニアリングの話が主体の International Defence Review と、軍事情勢の話が主体の Intelligence Review を別々に維持できるほど、部数が出なくなったんだろうなと。ただしそうなると、International Defence Review と同じ位置付けとして読もうとした場合、内容が薄くなっちゃうんですよね。実際、誌面の多くを Intelligence Review 系の記事が占めているなというのが、1 月号を見たときの印象。

すでに購読申し込みをしている分は仕方ないからそのままとしても、参考になる度合が明確に下がり続けるようなら、別の媒体に乗り換えることも考えないと。

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Jun 24, 2019

UFO の日

ぜんぜん知らなかったけど、今日は「UFO の日」だそうなので、アメリカ海軍の UFO の画像を。

97pr00187uhf-followon (Imaege : DoD) 

ウソはいってませんよ。UHF Follow-On という UHF 通信衛星で、略して UFO ですからね !

ただし、後継機の MUOS (Mobile User Objective System) が出揃ってきたので、UFO はそろそろ姿を消すのではないかなぁ。
なお、MUOS の次の衛星から空軍の所管になるそうなので、米海軍が自前で運用する通信衛星は MUOS が最後になりそう。

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Feb 26, 2019

パタクセントリバーでもらった紙

ひとつ前のエントリで取り上げた「Jwings」の記事に、スペースの関係で入れられなかった余談をひとつ。

NAS パタクセントリバーに行ったとき、ゲートを通って駐車場に向かう途中で、警備の人に呼び止められまして。そして「ドアを全部開けろ」と。さらにトランクも開けて中を隅々まで改められたわけですが。

それが済んだところで、「ちょっと離れたテントのところに行け」と。それで指示に従ったら、そこにいる人に渡されたのが以下のペーパー。

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このペーパーには、「面倒をかけて申し訳ないが、ゲストの安全のためには必要な作業なのでご理解いただきたい」という趣旨のことが書いてありました。それと、お土産代わり (?) のステッカーが一枚。

ただ単に厳重に警備するだけではなく、こういうやり方はありかも。うまいこと考えたもんです。

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Feb 10, 2019

F-35B

昨年はミラマーまで F-35B を見に行っているし、最近は F-35B について書く機会がいくつか発生しているのですが。

それでふっと気付いたら、日本で F-35B を発注すると、もう一度、初号機 (たぶん BX-1 となる) のロールアウト式典が期待できるんじゃないかなあと。

でもって、組み立てはフォートワースだから、やるなら式典の場所は多分フォートワース。ただし 2019 年度の予算には入っていないから、2020 年度に LRIP16 で発注をかけて 2023 年の完成、ぐらいのスケジュール ?

もう一度、ロールアウト式典の取材ができるかな o(^▽^)o

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Nov 25, 2018

( ゚∀゚)o彡°おっぱい!おっぱい!

 

 

まったくもう… 名前の字面じゃなくて、形からして「いかにも」なトップ ドーム レーダーに勝てるものはないと思う。

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ロシアの技術者は、なんだってまた、こんなカタチにしたんだろう。他にやりようはなかったのかしら。同系列の SAM を使ってる中国海軍は、こんなカタチの誘導レーダーは作らなかったのだし。

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Sep 28, 2018

27 年ぶりの邂逅

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いやあ、多くの人に楽しんでもらえているようで、なにより。

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Jun 15, 2018

パタクセントリバーで見た、ちょっと珍しいエアショーのオープニング

アメリカのエアショーだと、「国旗が出てきて国歌演奏 & 国歌斉唱」で始まるのがお約束ですが、先日のパタクセントリバーでは、ちょっと珍しい演出が。

まず、左手からゾロゾロと first responder、つまり消防とか救急とか危険物対処 (HAZMAT) とかいったところの人とクルマが、ゾロゾロ出てきます。それが正面に勢揃いしたところで、上空でホバリングしていた MH-60S から星条旗が降ろされて、国歌演奏 & 国歌斉唱タイム。

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消防車の展示ぐらいはあるものの、普段はなかなか表に出てくることがない人たち。それを初っ端に表舞台に出す演出、いいなあと思いました。

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Mar 23, 2018

最近読んだ本 : 八甲田山 消された真実

最初に書いてしまいますが、読み終えてズドーンと重い気分になりました。

例の雪中行軍・遭難事件について、陸自の第 5 普通科連隊に所属していた著者が、資料・史料を丹念にあたってまとめ上げた本です。

八甲田山の一件というと、例の「八甲田山 死の彷徨」があまりにも有名で、うちにもあります。ただ、これはあくまで史実をたたき台にした小説なので、これに書かれた内容がそのまま事実だったと思ってしまうと、大間違い。

というところの認識を正してくれたのが、今回の「八甲田山 消された真実」でありました。あっちを見てもこっちを見ても、どうにもこうにもやりきれない思いにさせられる話のオン・パレードで、山中で遭難死した軍人たちは浮かばれないなぁと。

ただ、この遭難事件も日本近代史で実際にあった出来事のひとつなので、読んでみた方がいいと思いますよ、とだけ書いておきます。少なくとも、違った視点から事件を見ることができます。

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Mar 17, 2018

モサドの人違い事件

今月売りの「軍事研究」で、鈴木基也氏が「ミュンヘンオリンピック事件報復作戦  無関係の市民も巻き込む『モサド』の非情」という記事を書いておられます。

それを読んで思い出したのが、そのミュンヘン五輪の選手村襲撃事件の後でモサドが発動した暗殺作戦について書かれた本「標的は 11 人」。

もうずいぶんと前に出た本ですが、読み返してみたら、鈴木氏の記事で触れている「リレハンメルでモサドがやらかした人違い暗殺事件」に関する言及が、末尾の方でちょろっと出てきてました。

発端となった事件もテーマも共通しているので、両方を合わせて読んでみるのも良いかも知れません。

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Sep 05, 2017

バット・ケイブ

Leonardo Sp.A の傘下にある航空電子機器部門、要するに Selex ES の流れですが。そこで作っている使い捨てジャマーで、BriteCloud という製品があります。

チャフ/フレア ディスペンサーのカートリッジと同サイズのデコイで、その中に「脅威となる電波を受信して、贋電波で応答して贋目標をでっち上げる」機能を組み込んだ優れもの。

で。その BriteCloud を作っている工場の名前が Batcave というそうです。BriteCloud Assembly and Test Controlled and Ventilated Environment の略。

ぜーったいに、関係者にバットマンが好きな人がいて、それでこのバクロニムをでっち上げたでしょ (・∀・)

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