目線と吸収動作
昨年の 4 月に GALA 湯沢に行ったとき、いちめんコブだらけの「グルノーブル」で上から下まで完走して、 バンザイしちゃいました。ただし、その後で「調子良さそうだから」といってビデオ撮影をやったら、 撮影者の目の前ですっころんでしまったのですけれど (凹)
先週末に安比に行ったとき、今シーズンとしては初めてまともにコブを滑りましたが、
思ったより早く感覚を取り戻すことができて良かったです。ただし、ときどき脚がばらけたり、
スピードコントロールが怪しくなったりするのは大問題 (をひ)。
そのときに初めて「分かった」と思ったのが、目線と吸収動作。
昨シーズンに撮影したビデオを見ると、ひとコブごとにローテーションしちゃってるんですが、 これは目の前のコブに目線が行っちゃってるのが一因。先日に安比で滑ったときには初めて、2-3 コブ先に目線をやる余裕ができました。 もっとも、これでローテーションが直ってきているかどうかは、ビデオや写真を撮ってみないと分かりません。
初心者の頃は整地でもそうですよね。ついつい足元を見てしまいますが、慣れてくると遠くを見られるようになります。 足元の状況は足裏感覚で知る… のかな ? (←ちょっと自信がない)
あと、コブには必須の吸収動作。慣れないうちはおっかなびっくりでコブに入るもんだから、どうしても上体が山側に引けて、 かつ脚が伸びきって、へっぴり腰になってしまいます。すると、コブに乗り上げたときに跳ね上げられて、吸収も何もあったもんじゃありません。 結果として、"発射" する原因になります。
先日の安比では、スタート時に意識的にポジションを低めに取るようにしました。ただしこのとき、 上体が前のめりになるのは良くないので、腰から上は立て気味にしないといけませんけれど。ともあれ、 脚の三関節がしっかり曲がった状態でスタートするので、凹で伸ばして凸で吸収、という動きがやりやすくなったように思えます。
本当は、これを練習するには整地でピッチが超細かいウェーブがあるといいんですけれど、 そんなひねくれたアイテムはどこにもありません。でも、普通のウェーブでも、跳ね上げられないように意識して、 腰の高さを一定に保って脚の曲げ伸ばしで乗り切る練習をするのは、決して無駄じゃないと思います。
あと、狭いスタンスで両足をくっつけて滑る練習も必要ですね。私はまだ、コブに入るとこの点が怪しいです。
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