そのまたその後の EOS R5 (2)
一応「IOC 達成」と書いた手前、実戦投入したいわけですが、今月末に某所で取材の予定がひとつあるので、そこに EOS R5 を持ち込んでみようかと。いやまぁ、EOS 5D Mark IV でもいいんですけれど。ただ、ファインダーで露出まで確認できるミラーレス機は、ミスを減らす効果があると思いますし。
で、前回に書ききれなかった、細々した話を少々。
一応「IOC 達成」と書いた手前、実戦投入したいわけですが、今月末に某所で取材の予定がひとつあるので、そこに EOS R5 を持ち込んでみようかと。いやまぁ、EOS 5D Mark IV でもいいんですけれど。ただ、ファインダーで露出まで確認できるミラーレス機は、ミスを減らす効果があると思いますし。
で、前回に書ききれなかった、細々した話を少々。
EOS R5 が到着してから 4 週間近く経ちましたが、その間に列車の走り撮影に車内撮影、戦闘機の離着陸や上空航過など、いろいろ撮影しつつ、設定の煮詰めを進めてきました。寒い場所でも使ってみたけれど、動作上のトラブルや、連写速度がガクンと落ちるようなことはなく。
ひとわたり試してみて「問題なく使えそう」と思えたので、初度運用能力 (IOC : Initial Operational Capability) 達成は宣言して良さそう。
前回更新から 1 年以上が経過しましたが、2020 年の末までは G1X Mark II 以外の変動が皆無で、おカネは機材ではなく旅費にぶち込みまくっていたので、こういうことになってしまいました。
過去の履歴が残るように、引退したやつを打ち消し線付きで残しているのは前回と同様 (コンデジ除く)。G1X Mark II の出戻り以外では、EOS R5 が加わり、入れ替わりに EOS 5D Mark III とシグマの 150-600C が現役を退いた件だけが差分。
その 150-600C がいなくなった関係で、150-600C に合わせてあったバッグの仕切りを見直す、なんてトバッチリが発生してます。仕切りだけに仕切り直し。
年初には、「ダイエスで B-1B を見たい、リュッゲやソーテネスにも行きたい」なんていっていたものですが、みんな COVID-19 のせいで吹っ飛んでしまいました (ところで COVID-19 は滅ぼされなければならない)。とはいうものの、経済的なダメージが少なくて済んだのは恵まれていたと思います。その分、経済を回せといって旅費を使いまくっていたわけですが。
いつも考えていることですけれど。世の中のあれこれで気に入らないことがあったとしても、「自分でどうにかできる領域のこと」と「自分ではどうにもならない領域のこと」があるわけで、まずは前者に専念するのが健全だろうと。自分でどうにもできない領域のことについて、朝から晩まで Twitter あたりでブチブチいっていたところで、何も変わりゃしませんからね。
だから、「今できること」「今でないとできないこと」を見つけて、注力することだけ考えてました。自分の場合、国内の鉄活動に専念して資料写真を集めまくったとか、自宅で平素は掃除を手抜きしていたところをやっつけて回ったとかいうのが、それにあたります。
で。
今年は EOS R5 にリソースを集中するため、他の買物をあまりしませんでした。その R5 以外のカメラ機材は、なんと、2 月に G1X2 を中古で買い直しただけ。それ以外では、炊飯器、掃除機、そして EIZO CS2420。カメラ本体のリプレースに加えてディスプレイのクオリティを一挙に上げたので、それ以前からの調達分と併せて、仕事環境の土台はレベルアップできたと思います。
あと、いったんは放出した Let's Note XZ が出戻ってきて、入れ替わりに東芝の dynabook tab が事実上の引退。
残る課題は、まず RF 100-500mm。ひょっとすると EF 100-400mm II に、EOS R5 を 1.6x モードで組ませても行けるかも知れないけれど。でも、ネイティブの RF レンズであれば、常に高速表示が使えるとか、アダプタなしで標準ズームと望遠ズームが揃うことで運用面のメリットがあるとか、まぁいろいろ。ただ、広角系は EF を引っ張ってもいいかなと。
あと、場合によっては戦列に加える必要があるかなと思っているのが、RF 24-240mm。工場や保線の現場では、できればレンズを替えたくないので、1 本で済む高倍率ズームはありがたい存在。どこもかしこも JR 東海の浜松工場や LM のフォートワース工場みたいにきれい、というわけじゃないですから。
一方で、EOS 5D Mark III と、(たぶん) SIGMA 150-600C が去ることになります。
もう 10 年ぐらい、仕事用本務機のディスプレイは EIZO S2031W を使っていたのですが、どうもこのディスプレイ、画がざらついたり、白がきれいに出なかったりしてたんですね。テキストをいじくる用途なら大して問題にならないけど、写真をいじる機会が増えてくると、その辺が気になっていて。
それでしばらく前から悩んでいたのですが、「景気のためにも、ちょっとはおカネを使え」「それなら日本のメーカーにおカネを落とせ」「JPEG 出力を AdobeRGB でやってるんだから、それに対応したディスプレイが要るだろ」とかなんとか。そして。
うっひょひょーい (^ω^) pic.twitter.com/Cf3sFaaRvt
— 井上孝司 Koji Inoue (@kojiinet) November 2, 2020
突発的に調達する羽目になった象印の炊飯器・NP-GJ05 でありますが、ボチボチと使ってみています。いつも「1 合炊いて、半分は冷凍保存、残り半分を食う」という運用をしているので、なかなか回数が伸びないのですよぬ (つまり書くネタが揃わない)。
既定値は省電力の「エコ炊飯」ですが、ノーマルともども試してみました。「エコ炊飯」だから特にまずいわけではないし、こっちを使えばよさそう。ただ、以前に使っていた三菱のやつと比べると仕上がりが固めという印象があるので、水加減を少しだけ変えて、水を多めにした方がいい感じ。
こだわっただけあって、内蓋の掃除は楽ちん。蒸気口まわりの汚れが気になるところだったけど、実際に使ってみると水滴が溜まるだけだし、構造はシンプルなので、こちらも問題なさそう。
蒸気口の外見。半円の開口部を組み合わせているのが、デザインなのか、機能上の理由なのかは分かりませーん
メシが炊き上がった直後に蒸気口のパーツを外してみると、ちょっと水が溜まってます。
内蓋はこんな造りなので、掃除は楽ちん。
炊飯器について書いたエントリなのに、炊いたメシの写真がひとつも出てこないというね。
— 井上孝司 Koji Inoue (@kojiinet) August 12, 2020
そしてこうなった RT @kojiinet: げっ pic.twitter.com/jn0w0rMewv pic.twitter.com/gvJlVOaneA
— 井上孝司 Koji Inoue (@kojiinet) August 12, 2020
とまあ、これで概略は分かってしまうわけですが。
十数年は使っていたはずの三菱製の炊飯器で、内蓋のパッキンにクラックが入り、ついには部分崩壊。古いモデルなので、いまさら内蓋だけ手に入るとも思えず。それに、COVID-19 で散々なことになっているので、ちっとは景気に貢献してもいいだろうと。
ところが店頭でいろいろ見てみると、内蓋まわりの造りが複雑で、洗いにくそうだったり、汚れが溜まりやすそうだったりするんですよね。特に高級機ほど凝った造りになるので、その傾向が強くなるという。もともと、「レンズに 10 万円は出せるけど、炊飯器に 10 万円も出せない」ので、高級機は眼中にないのですが。
お店の人は、手入れというと「内蓋が簡単に外せます」ばかりいうんだけど、そうじゃないんだってば !
それで、他の部分はそっちのけで内蓋まわりばかり見てまわり、その結果として妥協したのが象印の NP-GJ05。まだ据え付けて中身をひとわたり洗っただけなので、実際にメシを炊いてみないと、なんともいえませんけれど。さてどうなる。
そういえばしばらく前に、掃除機をリプレースしたんですよ。貯まった淀のポイントを投入して。
うちでは「そんなに高くない紙パック式掃除機を使いつぶす」という方針を堅持してるんですが、前に使っていた掃除機の紙パック在庫をそのまま使い回せることを確認した上で、三菱の TC-FJ2X-C を発注したわけです。カーペット敷きの部屋もあるので、ロータリーブラシ付きは必須条件。
実際にこれの運用を始めてみたら、軽いんですよね。物理的な質量の話じゃなくて、掃除機を動かすときに手にかかる負荷が軽い。ただ、前に使っていたやつの方が、ロータリーブラシがギュンギュン唸る上にスピンアップが早かったので、カーペットの掃除は少しやりにくくなった感じ。
TC-FJ2X-C のロータリーブラシは、スピンアップにちょっと時間がかかるんですが、それだけではなくて。ヘッドをぎゅっと押さえ込んでいると、スピンアップしにくいという印象があります。まったく押さえないのもダメで、軽く押さえるぐらいでちょうどいい。なんかデリケートだなぁ。
ヘッドそのものが前のやつよりコンパクトになったので、細かいところの掃除はやりやすくなったかも。
再びの登場、G1X mark II。 pic.twitter.com/BH72AWTkrq
— 井上孝司 Koji Inoue (@kojiinet) February 10, 2020
地図亀で、中古で出ていた PowerShot G1X Mark II をポチりました。ええ、以前にも使っていて、EOS M5 導入時の人身御供として手放したアレです。
なんでまた、それをゲッツしたのか。まあ、いろいろ思うところはありまして。なお、付属品はストラップとバッテリと充電器しかありませんでしたが、それで十分。使い方はもう分かってるし。
普通、こういうのは年末にやるものですが、忘れちゃってたんだもん。
ただ、昨年は全般的に「不作」の一年。「物欲散財部」カテゴリに出てきたアイテムはこんな陣容。
カメラは 1 台、レンズは 2 本という少なさ。
そして昨年、初めて登場したカテゴリーが「ヘッドホン」。こうしてみると、機材整備はひと段落して、目的地に行くまでの行程におカネをかける傾向が出ていた、といえるかも。それを象徴するのが JGC 奪取作戦だったわけですし。
α9 なんか、興味ないわけじゃないんですけれど。でも、実際に戦闘機を撮ってみて「どこまで使えるか」を把握できないと、多額の資金は投じられませんです。扱い慣れていて信頼もしている EOS DIGITAL に取って代わるのは、簡単なことじゃありません。
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