フォトライフ

Jan 15, 2026

EOS R10 の謎挙動

なぜか、EOS R10 を使っているときに限って遭遇する場面が多かった、謎挙動というのがありまして。

なにかというと、いつの間にか露出補正が大きくズレているというもの。露出補正の変更に使用する、背面右上のダイヤルを、やたらと触っているわけでもないのに。

そして先日、カスタマイズ設定を見ていたら、コントロールリングに露出補正を割り当てていたのに気付きましてですね。

普段、EOS R10 では標準ズームとして RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM を使ってますが、こいつはズームリングの前側に隣接する形でコントロールリングが付いてます。たぶん、ズームリングを操作したときなど、何かの拍子にコントロールリングを動かしてしまうのが、露出がズレる原因ではないかと。

それでカスタマイズ設定を見直して、[測光ボタンを押しながら露出補正] に変更。これならコントロールリングだけ動かしても影響はないはず。

ついでに、EOS R6 Mark II と EOS R5 も同じ設定に。RF 機同士でなるべく操作性を合わせておかないと、使うときに混乱してしまうので。

| | Comments (0)

Dec 11, 2025

SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG Contemporary

「ブラックアウトフリーの EVF と電子シャッター」に興味を持ったせいで、中古で外装ボロボロの α9 が手元にやって来てから 3 年あまり。

その間、いろいろな E マウントのレンズを中古で買ったり売ったりを繰り返してきたのですが。そして今年に入ってから、「とにかくコンパクトな SEL2860」と「オールマイティに使える TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Model A071SF)」の組み合わせで落ち着いて…

と思っていたところに登場したのが、SIGMA 20-200mm F3.5-6.3 DG Contemporary。

Image_1_20251211154301

実は、IMDEX Asia の取材で A071SF を持ち出したら、艦内の撮影なんかで「ワイド端 28mm は辛い」となる場面があって。高倍率ズームは数々あれど、ワイド端 20mm は他に類例がないし。前述したような事情から、その「ワイド端が広がった」ことのメリットはおおいに享受できるだろうと。

あと、EF マウントや RF マウントと似たようなレンジのレンズしかないと、「そんなら EOS DIGITAL を使えばよろし」となってしまいがち。でも、EF マウントや RF マウントと違うレンジのレンズがあれば、うまいこと棲み分けられるんじゃないかと。

そしてもうひとつの隠れたメリットが、「ズームリングの回転方向がキヤノンのレンズと同じ」。誤操作を防ぐ観点からすると、これはとても大事なポイント。

それで、SEL2860 と A071SF を売り飛ばしてリプレースを断行したわけですが、これが結果として大当たり。A071SF と大差ないサイズ・質量で、ワイド側が広がり、しかもレンズ 1 本で済むから荷物が増えない。

もうひとつ。ことに SEL2860 と比較したときの強みとして「高倍率ズームのくせに寄れる」というのがあって。実戦投入してみたら、旅先で食べたものの写真を撮るような場面で、このメリットがすごく効いていて。

Image_0_20251211154301 左が A071SF、右が SEL2860

旅の記録用として見た場合、泊まった宿の部屋を撮る場面でも広角は欲しいわけで、そんなときにも役に立ってます。在来線サイズなら一応、車内撮りにも使えなくはないし。そしてテレ端 200mm あれば、まぁ列車の走り撮影でも対応できるし (本気を出すなら、MC-11 EF-E 経由で EF 70-200mm F4L IS II USM を付けるんですけど)。

実は α9 用のフラッシュもないままなんですが、これは別口で手に入れていたニッシン i40 のキヤノン版を取り付けて、手動で調光すれば使えるようなので、とりあえずそれでいいやと。そこまで α9 におカネかけたくない。

| | Comments (0)

Aug 25, 2025

デュアルスロットの使い方

はたと気付いたら、手持ちのカメラのうち EOS R10 以外はすべて、デュアルスロット機になってたという。

デュアルスロットといっても使い方はいろいろだけど、うちの場合、常に「同時記録」。なぜかといえば、メモリカードがらみのトラブル (経験がないわけではない)、あるいは「うっかり削除」に起因するデータ損失を回避できる確率が上がるから。だから 2 枚同時記録。

取材してるときでも、海外で博物館など回っているときでも、データロスしたらえらいこっちゃと思うから、可能な限り速やかにデータを PC に吸い上げるのがお約束で。すくなくとも、デュアルスロット化によって元データが冗長化されれば、気は楽になるので。

Image_0_20250825190801

で。デュアルスロット同時記録なら、両方のスロットに同スペックのメモリカードを装填するのが定石。でも、うちでの過去の運用を見ると、一度のお出かけでメモリカードが満タンになることは、まずない。そのことと、前述した「データを PC に吸い上げるまでの間、冗長化して保険をかけたい」という考え方。

そういう事情を考えると、2 スロット目は必ずしも 1 スロット目と同容量にしなくても済むんじゃないか、という考え方が出てきて。一度のお出かけ、一度の取材をカバーできる程度のキャパがあれば、1 スロット目より少ない容量でも目的は達せられるんじゃないかと。2 スロット目が満タンに近付いたら再フォーマットすればいいし、その頃には 1 スロット目のデータは吸い出しが済んでるはずだから。

そこで一部の機材 (α9 とか) について、2 スロット目に装填するメモリカードを、1 スロット目よりも小さいもので済ませる運用を試行中。もちろん、揃えることができるならその方がいいのは事実で、機材によってはそうやってますけど。

| | Comments (0)

Jun 22, 2025

予備バッテリとモバイルバッテリと PD 対応充電器

これまでながらく、常用しているカメラバッグには「予備のメモリカード (32GB の CF と SD を 1 枚ずつ)」と「予備のバッテリ (使い古しの LP-E6N)」を入れているのですけれど。

しかしよくよく考えてみると、手持ちの EOS R シリーズはみんな PD 対応のモバイルバッテリから充電できるし、EOS 5D Mark IV や EOS 7D Mark II はバッテリの持ちがいいし (ただし 7D2 の場合、GPS をオンにするとバッテリの減りが早い)。

Image_0_20250621212501

現実問題として、これまでの運用実績を見ると、本番用のバッテリ×2 本があれば一日分としては十分、予備のバッテリまで出番が巡ってきたことはほとんどなくて。だったら、使い古しの LP-E6N は不要、PD 対応のモバイルバッテリだけ入れておけばよくね ? 少しは荷物が軽くなるよね ? と。

PD 対応のモバイルバッテリは現在、残量デジタル表示付きで 10,000mAh のやつが 2 個あって、過去の実績からして 1 個あれば十分。電車が動かなくなって缶詰・夜明かしなんて事態にならなければ…

そこからさらに考えを進めて、「そんなら、EOS R シリーズを持ち出すときは、カメラ用バッテリの充電器も要らんのでは」。どのみち荷物に USB 電源アダプタは入れるので、それを PD 対応にすればカメラ本体経由でバッテリを充電できちゃう。スマホや携帯電話の充電は、ラップトップの USB コネクタでも用が足りるし。

ということで、とりあえず PD 対応・出力 45W の充電器をひとつ買ってみて試験運用中。カメラの充電だけなら 30W あればいけるはずだけど、C と A と両方欲しいので、同時に使うなら 45W ないと。

Image_1_20250621212601

| | Comments (3)

May 09, 2025

α9 ベースの軽量取材セット

シンガポールまで取材に行ってました。詳しい話はそのうち某誌「Jships」で記事にしますが、刊行タイミングの関係もあるので、しばしお待ちくださいませ。(といっていたら、その後の話の成り行きにより、まず速報を JDN に載せる結果になりましてん)

Image_0_20250509113201
チャンギ空港到着時に。

シンガポールといえば東南アジア。蒸し暑いです。でも建物やバスの中はキンキンに冷房が効いていることが多くて、体調管理が難しいなあという場所。蒸し暑いところを歩き回るので、身軽にして、体力の消耗をできるだけ抑えたいところ。

で、α9 にタムロンの A071SF を組み合わせて「取材セット」としました。高倍率ズームなら RF 24-240mm もありますけれど、A071SF の方が小型軽量なのと、α9 は手持ちのデュアルスロット機の中でもっともコンパクトなので、という理由で。あと、バッチリの持ちがいいのもポイントで、1 日 1 本でおおむね乗り切れました。

結論からいうと、このコンビ、見込んだ通りの仕事をしてくれました。ときどき「広角系が欲しいなあ」と思うことはありましたけれど。RF だと RF 16mm F2.8 STM という素晴らしいレンズがあるんですが、E マウントにその手のレンズってないんですよね。

ただし移動中のオフショットは、A071SF でも大袈裟なので SEL2860 を使うことにして。こちらも基本的には見込んだ通りの仕事をしてくれましたが、食べ物ショットなんかで、「寄れない」点が足を引っ張ることはありますね。

Image_2_20250509113201
MRT の EXPO 駅。

Image_1_20250509113301
寄れなくて困った写真の例。

実は、万一に備えた予備機として標準ズーム付きの EOS R10 も連れて行きましたが、出番はなし。以前から、海外遠征は基本的に 2 台体制にしていますが、そこで R10 を持って行く選択肢と α9 を持って行く選択肢を確立できた次第。

| | Comments (0)

Apr 27, 2025

やっぱり EOS R10 は小さな巨人

ふたつ前のエントリの続きで。

そもそも EOS R5 を買ったのは「1 台でフルサイズ高速連写機と APS-C 高速連写機が手に入る」から。ただ、実際の現場では、望遠系と広角系の両方が欲しいことがあるわけです。

先日の Dyess AFB だと "Tora ! Tora ! Tora !" なんか典型例で、個々の機体だけ撮ってても全体像が分かりません。ドカンドカン爆発が起きて、煙が上がって、そこをテキサン改造の日本海軍機モドキが乱舞する… そういうイベント。だから、EOS R5 には RF 100-500mm を付けて機体をアップで狙う一方、EOS R10 に標準ズームをつけて、全体像が見える画を撮る。そんな運用をしてました。

Image_6
(これは "Tora ! Tora ! Tora !" でのひとコマ)

その EOS R10 ですが、もちろん RF 100-500mm を組み合わせたっていいわけです。たまたま初日は天気が悪く、バーズが水平系に限定して飛んでいたので、「ちょうどいい機会」とばかりに、この組み合わせを試してみました。

そしたら、ちゃんと撮れちゃうんですよ。いや、プロのカメラマンが細かく追い込んでいくことになれば、また話は違うんでしょうけれど。私がフツーに撮るぐらいなら、使えちゃう。

Image_2_20250427211001

Image_0_20250427211001

Image_1_20250427211001

とすると、EOS R5 で x1.6 クロップにする代わりに、EOS R10 に RF 100-500mm を組み合わせる手もありじゃないか。と考えてしまって。そこからさらに、レンズを軽くしようとすると暗くなっちゃうので、それはナシですが。

| | Comments (2)

Apr 23, 2025

EOS R5 と RF 100-500mm の、ある意味、初の実戦投入

Dyess AFB のエアショー "Wings over west Texas" を見に、テキサスくんだりまで行ってきました。

B-1B が目当てで行ったのはいうまでもありませんが、2 機しかいないフライアブルな B-29 のうちの 1 機である "DOC" が何パスもしてくれたし、CAF の "Tora ! Tora ! Tora !" も初めて見たし、地上展示の B-1B はコックピットを見せてもらえたし。肝心の B-1B の飛びっぷりが少々もの足りなかったのは別として、得るものの多いお出かけに。

Image_4_20250423073501
(うっひょひょーい♪)

Image_3_20250423073901
"FIFI" はネリスで地上展示したのを見たことがあったけれど、今回の "DOC" は、飛んでるところに加えて地上で間近に見られたのが嬉しいところ。

Image_1_20250423073601
マニア的にツッコミを入れ始めたらいろいろあるわけですが、単純に出し物として楽しめるな、というのが "Tora ! Tora ! Tora !"。まぁ、日本人としては、ちょっとモニョモニョする感じはありますが。この写真は x1.6 での撮って出し。

で、そこに持っていったのが EOS R5 と RF 100-500mm のコンビ。最初は「レンズの焦点距離は 200mm まで」なんてムチャクチャいっていたのですが、この規制が撤廃されたので安心して持ち込めました。

そもそもこのコンビは、エアショーなど飛行機撮影の現場を想定して導入したもの。テレ端 500mm だと、ちょっと足りないかなと思ったのですが、それは x1.6 クロップで補えばよろし、という算段をして。ところが COVID-19 のアホンダラに加えて、ここのところ博物館まわりなどを優先していたせいもあり、エアショーの現場に持ち込んだのは今回が初めて。アクロを撮ったのも今回が初めて。

(よくよく考えたら、三沢で空自の F-35A を取材したときに R5 を持って行きましたが、あれはエアショーじゃない)

で。実際にやってみたところ、基本的には問題なく使えるなと。バーズを撮っているときでも、ミラーレスだから被写体を追いにくい、なんて感じはしなかったし。

ただ、x1.6 クロップを使うと打率が下がる傾向があって。ことに "Tora ! Tora ! Tora !" みたいに被写体が小さいと、このモードでないと明白に足りないので、x1.6 が確実に使えないと困るのですけど。(B-1B みたいにおっきな被写体なら、500mm でもお釣りが来るけど…)

もっとも R5 だったら「画素数の多さにモノをいわせて、鬼トリして解決」という力業 (?) も使えるわけですが。

Image_2_20250423073701
ヘルキャットが飛んでるところを生で見たのは初めて。これはフルで撮って鬼トリ。

Image_0_20250423073801
"Ace Maker" の T-33 は久方ぶりの遭遇。これは x1.6 で撮って出し。

この辺、もうちょっと実運用を積み重ねながら歩留まりを上げるための研究が要りそう。とはいえ、基本的には「十分に使える機材」と確認できて良かったですハイ。で、その x1.6 が欲しい場合の話については、また別のエントリで。

| | Comments (6)

Feb 19, 2025

ソニーのメモリカードがフン詰まる

デジカメで撮影した画像データがたくさん溜まったときに、方向ボタンあるいはダイヤルを使ってパラパラと連続表示させるのは、まぁ一般的な使い方じゃないかと思うのですが。

ところが、うちで使っているソニーの SDXC、そのパラパラ連続表示の最中に、いきなりフン詰まることがあって。アクセスランプが点灯しっぱなしになって、しばらく待たされるという。それが「ソニーのメモリカードとキヤノンのカメラ」の組み合わせで発生するならまだしも (いや、それだって本当は褒められない)、「ソニーのメモリカードとソニーのカメラ」の組み合わせでも発生するという。

しかも「こうすると必ず発生する」という法則性がなくて、不意に発生。いったん発生すると、シャッターボタンを半押しして撮影モードに切り替えても状況が変わらないので、撮影もできないという体たらく。

件のメモリカード、以前は EOS RP や EOS R10 で使っていたのですが、そちらは別メーカーの製品に替えて、今はソニーの SDXC と α9 の組み合わせ。それでもときどきフン詰まるし、かといってメモリカードを取り替えるほどのおカネはかけたくないし。ぬーん。

Continue reading "ソニーのメモリカードがフン詰まる"

| | Comments (0)

Feb 03, 2025

α9 × SEL2860

EOS R10 が我が家にやってきてから 2 年ほどが経過。

小型軽量ながら EOS R3 譲りの AF と高速連写により動体撮影にけっこう強く、実際、昨年に重点的にやっていた近鉄の走り写真撮影は、大半をこれで撮ったぐらい。しかもマルチコントローラ付きだから、測距点の操作は自由自在。APS-C 機にしては高感度でもけっこう頑張ってくれるし、バッテリの持ちも EOS RP と比べてだいぶ向上している感。その他のメリットとして「ライト勢に擬態できる」なんてのもあります。

すると何が起きるかというと「EOS R10 の出番が多すぎる」

ことに海外に出たときには、スウェーデンでもイギリスでもアメリカでも大活躍。ガタイが小さいから悪目立ちしないし、携行性はいいし。このあいだのロンドンでは、R10 を首から下げっぱなし、ただし使わないときはジャケットの中に入れちゃうという手を使いまして。ガタイが小さいからこそできる技。

かくして、どこに行くにも EOS R10 が出まくりということになってきているのですが、そうなると負担軽減を図った方が良くないか、という考えが出てきて。

小型軽量で高倍率ズーム付きということなら、E-M5 シリーズあたりに 14-150mm ズームを付ければ理想的でしょうけれど、ここからさらにマウントとバッテリの種類が増えるのはどうもなあ… ということであれこれ悩み、思案しまして。

Continue reading "α9 × SEL2860"

| | Comments (2)

Nov 12, 2024

α9 のボタン/ダイヤルを対象とするカスタマイズ

EOS DIGITAL のサブ電子ダイヤルは、回転するダイヤルと、その中央にある押しボタンがひとつという構成。

それに対して α9 では、回転するダイヤル (コントロールホイール) と、その中央の押しボタン (中央ボタン) があるのに加えて、コントロールホイールそのものが十字ボタンとして機能する仕組み。

まず、[↑] が表示切り替え、[→] が ISO 設定。そこで [←] にクリエイティブスタイルの選択、[↓] にマイメニュー呼び出し、中央ボタンは EOS DIGITAL に合わせて画像データのサイズ選択に割り当てていたのですが。

電源を入れっぱなしにしてぶら下げていると、そのコントロールホイールや中央ボタンが何かの拍子に押されてしまい、設定がいつの間にか変わってる、というトラブルが何回か発生。ISO が 400 で固定されてたり、画像サイズが小さくなってたり、クリエイティブスタイルが STD から Vivid に変わってたり…

それでやむなく、この辺のカスタマイズをゴッソリ削除。EOS R シリーズと比べると α9 は電源投入時の立ち上がりがちょっと遅いのと、バッテリの保ちがけっこういいのとで、電源を入れっぱなしにする場面がチョイチョイあって。でも、それで設定が変わるリスクがあるのでは困るなぁと。すると誤操作防止のためにカスタマイズをやめるしかない。

Image_0_20241112165401

まあ、これが問題になるのは背面の、それも中央ボタンとコントロールホイールに限られるのですけれど。

| | Comments (0)

より以前の記事一覧